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Google、Search Consoleの「エラー」表示は正常なケースが多いと説明(未インデックス・404・カバレッジ差異)【2026年7月】

Google、Search Consoleの「エラー」表示は正常なケースが多いと説明(未インデックス・404・カバレッジ差異)【2026年7月】

GoogleのJohn Mueller氏とMartin Splitt氏が、Search Consoleで報告される多くの「エラー」は、実際には対処すべき問題ではなく、正常・想定内の状態であることが多いと説明したと、Search Engine Journal(Roger Montti氏、2026年7月20日付)が報じています。対象となっているのは、インデックス未登録ページ、404エラー、カバレッジレポートの差異です。記事は、Search Consoleを「エラー修正のチェックリスト」としてではなく、「パターンを見つけるためのツール」として使うべきだという考え方を伝えています。

何が語られたのか

Search Engine Journalによると、GoogleのJohn Mueller氏とMartin Splitt氏は、Search Consoleで報告される多くの「エラー」が、サイト運営者が対処すべき問題ではなく、正常・想定内の状態であることが多いと説明しました。対象として挙げられているのは、インデックスに登録されていないページ、404エラー、そしてカバレッジレポート上の差異です。

対象となる「エラー」表示

インデックス未登録ページ

Search Consoleでは「インデックスに登録されていません」といった表示が多数のページに対して出ることがあります。Muellerは、多くのサイト運営者がこうした表示を見たときに陥りがちな受け止め方として、「数百ページがインデックスされていない。これは明らかに自分側のエラーで、直さなければならないものだ(“there’s like hundreds of pages that are not indexed. This is an error, clearly on my side, something that I have to fix.”)」という考え方を例示しています。しかし、未登録ページのすべてがサイト所有者のミスを示すわけではないと説明されています。

404エラー

404エラーについては、Splittが「それは単に想定内のものだ(“It’s just an expected one”)」と述べています。404応答は、しばしば適切なサーバー動作であり、リンク切れや設定ミスを必ずしも意味しないとされています。

カバレッジレポートの差異

カバレッジレポート上で生じる差異についても、同様に「対処すべき技術的問題」として一律に扱うべきではないと説明されています。Muellerは「それは純粋に技術的な問題というわけではない(“it’s not something purely technical”)」と述べています。

なぜ「エラー」に見えてしまうのか

MuellerとSplittは、こうした受け止められ方の背景には、GoogleのUI(ユーザーインターフェース)自体が誤解を招きやすいという事情があると説明しています。表示上は「エラー」や「未登録」といった強い言葉で示されるため、サイト運営者が「対処すべき問題」だと考えてしまいやすい構造になっているということです。

SEOが実践すべき使い方

記事は、SEO担当者がSearch Consoleを「エラー修正のチェックリスト」としてではなく、「パターンを見つけるためのツール」として使うべきだと伝えています。報告されるすべての項目を「要対処」として扱うのではなく、文脈上の異常(通常のパターンから外れた動き)を見つけ出し、そこを重点的に調査するという使い方が推奨されています。なお、記事では移行時に生じるリダイレクトページについても、こうした「一律に対処が必要というわけではない」報告の一例として言及されています。

SEO・テクニカル担当者はどう捉えるか

ここで切り分けておきたいのは、Search Consoleの「エラー」や「未登録」といった表示が、必ずしも検索順位の下落や技術的な不具合を意味するわけではないという点です。順位変動の兆候として捉える前に、まずはそれが正常な想定内の状態なのかどうかを見極める必要があります。実務上は、Search Consoleの各種レポートを開いた際に、報告されている項目をすべて修正対象のタスクリストとして扱うのではなく、いつもと異なるパターン(急増・急減、特定セグメントへの偏りなど)が出ていないかを確認する運用に切り替えることが有効です。404エラーや未登録ページの件数そのものに一喜一憂するのではなく、変化のパターンに着目する視点が求められます。

所感

Scale Basics編集部としては、今回のMuellerとSplittの説明は、多くのサイト運営者が抱きがちな「Search Console=エラー修正ツール」という誤解を正す、実務的に有用な情報だと受け止めています。特に404エラーや未登録ページの件数を見て過剰に反応してしまうケースは少なくないと考えられ、今回の説明を踏まえて「まず正常な状態かどうかを切り分ける」という一段階を運用に組み込むことには意味があるでしょう。一方で、Google自身のUIが誤解を招きやすい構造になっているという点も語られており、表示側の改善余地についても今後注目していきたいところです。

まとめ

・GoogleのJohn Mueller氏とMartin Splitt氏が、Search Consoleで報告される多くの「エラー」(インデックス未登録ページ、404エラー、カバレッジレポートの差異)は、対処すべき問題ではなく正常・想定内の状態であることが多いと説明

・未登録ページのすべてがサイト所有者のミスを示すわけではなく、404応答はしばしば適切なサーバー動作であり、GoogleのUI自体が誤解を招きやすいことが背景にあると説明

・SEOはSearch Consoleを「エラー修正のチェックリスト」ではなく「パターンを見つけるツール」として使うべきで、すべての報告を要対処とせず文脈上の異常を調査することが推奨される

・移行時のリダイレクトページについても、一律に対処が必要というわけではない報告の一例として言及されている

よくある質問

Q1: Search Consoleの「未インデックス」表示は、必ず対処すべきエラーなのですか?

必ずしもそうではありません。GoogleのJohn Mueller氏は、多くのサイト運営者が未登録ページを見て「明らかに自分側のエラーで直さなければならない」と考えてしまいがちだと述べていますが、未登録ページのすべてがサイト所有者のミスを示すわけではないと説明されています。

Q2: 404エラーはSEO上の問題として対処すべきですか?

Martin Splitt氏は404エラーについて「それは単に想定内のものだ」と述べています。404応答はしばしば適切なサーバー動作であり、必ずしも修正が必要な技術的問題を意味するわけではありません。

Q3: Search Consoleはどのように使うのが適切ですか?

記事では、Search Consoleを「エラー修正のチェックリスト」としてではなく、「パターンを見つけるツール」として使うべきだとされています。報告されるすべての項目を要対処として扱うのではなく、通常のパターンから外れた文脈上の異常を見つけて調査することが推奨されています。

出典:Google Downplays Search Console ‘Error’ Reports, Says Many Aren’t Real Problems(Search Engine Journal、2026年7月20日)https://www.searchenginejournal.com/google-downplays-search-console-error-reports-says-many-arent-real-problems/582890/

scale-basics編集部
監修

scale-basics編集部

SEO・AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)・Web制作の最前線で活動する専門チーム。テクニカルSEOからコンテンツ戦略、データ分析まで幅広い実務経験をもとに、最新のナレッジと実践的なノウハウを発信しています。

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