熊本市でSEO会社に依頼する前に押さえたい3つの前提
熊本市は九州中部の中心都市で、九州では福岡市・北九州市に次ぐ人口規模を持つ政令指定都市です。中央区・東区・西区・南区・北区の5区で構成され、農業と食品関連が強い県の中枢として、商業・医療・行政・業務機能が集中しています。この構造を踏まえないままSEOを外注すると、提案書は立派でも成果につながりません。会社選びの前に、次の3点を押さえてください。
前提1:「熊本」は県・市・産地の3通りに解釈される
これが熊本市のSEOで最大の論点です。熊本県には熊本市に次ぐ規模の都市がなく県内の需要が市に集中しているため、検索する側もされる側も「熊本」と「熊本市」をほぼ同義に使いがちです。ところが実務上、この語は少なくとも3つの意味を持ちます。
- 県全域を指す「熊本」:士業、システム開発、人材、機械保守、BtoBの卸など県内どこへでも出向く業種では、検索者は「熊本 ○○」で県内の事業者を広く探しています。自社サイトを「熊本市内」に限定して書くと、八代市や玉名市、県北の顧客を取りこぼします。
- 市内商圏を指す「熊本」:歯科、美容室、飲食、リフォーム、学習塾のように来店・訪問が前提の業種では、実質的に市内および隣接市町が商圏です。「熊本市 ○○」「中央区 ○○」「下通 ○○」といった粒度と、Googleマップ経由の流入が主戦場になります。
- 産地を指す「熊本」:農産物、加工食品、飲料、酒類のように全国へ販売する事業では、「熊本」は所在地ではなく産地ブランドの表示です。「熊本 ○○(品目名)」で検索する人は熊本の事業者ではなく熊本産の商品を探しています。必要なのは地域SEOではなく、商品カテゴリと産地名を組み合わせた全国向けの設計です。
依頼前に自社がどの型に当たるかを決めておくと、提案の妥当性をその場で判断できます。この切り分けを聞かずにキーワード案を出してくる会社は、テンプレートの流用を疑う余地があります。出発点はキーワード選定で、地名の解釈がずれていないかを最初に検証すべきです。
前提2:商圏は市境で終わらない。県内他市町の地名も検索語になる
熊本市のSEOで見落とされやすいのが、市外の地名です。近年、熊本県内では菊陽町を中心に半導体関連の投資が進み、県全体の設備投資や雇用、人の移動に影響が出ています。工場そのものは熊本市内ではありませんが、熊本市は県内最大の商業・業務集積地であり、住宅・不動産・人材・飲食・生活サービスといった分野では、その需要の波が市内の事業者に及びます。
これがキーワード設計に直接効きます。熊本市内に本社を置く事業者でも、実際の問い合わせは「菊陽町」「合志市」「大津町」「益城町」といった地名を含む検索から来ることがあり、市名だけで地域ページを作る発想ではこの需要を最初から取りこぼします。実務的には、自社が実際に対応している市町村を明記した対応エリアページを用意し、移動時間や出張費の扱いまで具体的に書くのが有効です。逆に、対応できない地域名を並べてページを量産するのは逆効果になります。
もう一点、熊本市は上水道の水源を地下水に依存しており、市の公式サイトには「市民の水道水の100%を地下水で賄っており」と記載されています。この水資源を背景に食品・飲料の製造が根づいており、こうした事業者の多くは前提1の「産地型」に当たります。地元向けの地域SEOと全国向けの商品SEOは、同じ会社の中でも別のページで受けるべき別の仕事です。
前提3:地元の会社が必ず有利とは限らない
下通・上通と郊外の商業集積の客層差、県内各地からの流入経路、市外の町を含めた通勤圏の感覚といったものは、その土地で商売をしている会社のほうが持っています。対面で打ち合わせでき、店舗を実地で見てもらえる利点も現実的です。一方で、数千ページ以上のサイト構造の作り直し、クロール制御やインデックス設計といったテクニカルSEOの深い部分、全国の競合が集まるキーワードでの勝ち筋づくりは、案件数と専門人員の厚みが効く領域で、全国規模の会社に優位性が出やすい。
熊本市の場合、九州新幹線で福岡市まで移動できるため「地元か東京か」の二択ではなく、福岡市の会社を含めた三択で考えられます。ただし福岡の会社に頼むと九州全域の視点は得られる反面、熊本市内の商圏の解像度は落ちる可能性があります。判断軸は距離ではなく、自社の課題が商圏理解で解けるのか、技術と物量で解けるのかです。
熊本市に拠点があるSEO会社7社
以下は、公式サイトで所在地が熊本市内であることとSEO関連サービスを提供していることを確認できた会社です。日本語社名は五十音順、アルファベット社名はABC順に並べており、掲載順は序列ではありません。当サイトによる優劣の評価ではなく、公式サイトで確認できた事実のみを記載しています。料金は公開されている会社は金額を、公開されていない会社は「記載なし」とそのまま書いています。
株式会社アルル制作所
熊本市中央区平成に拠点を置き、自らを「SEOに強い熊本のwebマーケティング会社」と位置づけている会社です。公式サイトの会社概要によると所在地は〒860-0833 熊本県熊本市中央区平成3丁目9-17、最寄り駅は平成駅、代表取締役は岩永圭一氏、法人番号は9330001028726と記載されています。設立年の記載は確認できませんでした。
| 所在地 | 〒860-0833 熊本県熊本市中央区平成3丁目9-17(最寄り駅:平成駅) |
|---|---|
| 代表者 | 岩永圭一 |
| 主なサービス | SEO関連(公式記載):SEO、MEO、構造化データ実装、E-E-A-T強化、SEO記事執筆 分析:GA4、Search Console、キーワード調査、競合分析、レポート作成 そのほかの対応範囲:ホームページ制作、LP制作、サイト保守、Google広告、META広告、LINE公式、楽天コンサルティング、Shopify、生成AIの活用支援 無料のSEO診断窓口あり |
| 料金 | 公式サイトに記載・税抜。Web顧問プラン 月5万円〜/STANDARDプラン 月12万円〜/FULLプラン 月24万円〜 初期費用・手数料0円、契約期間の縛りなしと明記 |
| 実績(同社公表) | Google広告で「月100件超のCV達成」 SEO記事改善で「セッション数が約100倍へ」 楽天ECで「母の日商戦で売上+19.7%」 |
| 公式サイト | aruru.co.jp |
構造化データ実装とE-E-A-T強化をSEOメニューとして個別に立てている点は、熊本市内の会社としては珍しい構成です。契約期間の縛りがない旨が明記されているため、まず数ヶ月試したい場合の候補になります。
株式会社イークス
熊本市南区に拠点を置き、中小企業のDX推進を軸にSEOコンサルティングを提供している会社です。公式サイトの会社概要によると所在地は〒862-0962 熊本県熊本市南区田迎5丁目1-27 KSビル2F、設立は2008年6月10日、代表者は岡優治氏、資本金は5,000,000円と記載されています。
| 所在地 | 〒862-0962 熊本県熊本市南区田迎5丁目1-27 KSビル2F |
|---|---|
| 設立 | 2008年6月10日 |
| 代表者 | 岡優治 |
| 資本金 | 5,000,000円 |
| 主なサービス | 事業内容(公式記載):マーケティング活動におけるコンサルティング及び情報提供、ウェブシステムの企画・デザイン・構築・運用、サーバ機器・システムの運用・保守、ウェブメディア企画・運営、広告代理業 ソリューション:DXコンサルティング、SEOコンサルティング、基本SEO診断、ホームページ制作、無料ASP。SEOは「顧客エンゲージメントを軸としたSEOで売上増大」を掲げ、事例としてECサイトでの施策が挙げられています 自社プロダクト:Googleカレンダー連携のWeb予約管理「EXリザーブ」、GA4とSearch Consoleのデータをスプレッドシートで分析する「EXコネクト」、業務自動化の「EX RPA」(公式記載では「1機能¥10,000から導入できるRPAシステム」) |
| 料金 | SEOコンサルティングの金額は公式サイトに記載なし(問い合わせベース) |
| 公式サイト | ex-inc.jp |
GA4とSearch Consoleのデータを自社ツールで扱っている点から、レポートの中身を数字で議論したい企業と相性があります。SEO専業ではないため順位改善だけを求めるなら他社と比較すべきですが、社内のIT化を含めて相談したい中小企業にはこの立ち位置が効きます。
株式会社オルコン
熊本市北区に拠点を置く会社で、公式サイトの会社概要によると所在地は〒861-8064 熊本県熊本市北区八景水谷3丁目3-26、設立は平成25年10月20日(2013年)、代表者は鶴田寿昭氏と記載されています。
この会社を紹介するうえで正確に書いておきたいのは、従来型のSEO単体をメニューとして掲げていない点です。公式サイトでは「WEBサイトは従来のSEOでは不十分となり」という前提を示し、LLMO(大規模言語モデル最適化)とAIO(AI最適化)、そしてMEO(マップエンジン最適化)を主軸に据えています。SEOという語は、その必要性を説明する文脈で登場します。
| 所在地 | 〒861-8064 熊本県熊本市北区八景水谷3丁目3-26 |
|---|---|
| 設立 | 平成25年10月20日(2013年) |
| 代表者 | 鶴田寿昭 |
| 主なサービス | 事業内容(公式記載):広告事業(オフライン広告=チラシ・パンフレット・DM等/オンライン広告=リスティング・ディスプレイ・SNS・動画)、LLMO・AIO・MEO対策、ノーコードアプリ「アプリプラス」、SNS自動投稿「ピグネット」、アドレット®、Vポイント九州地区正規代理店 LLMO・AIO対策の中身(公式記載):一次情報の作成とE-E-A-T強化、画像・動画を含むマルチモーダル対応、プレスリリース・SNS・外部メディアを通じた被引用の獲得、口コミ管理とエンゲージメント |
| 料金 | 公式サイトに記載。診断とレポートは無料 詳細改善プラン 70,000円(サイト規模により変動) 実装サービス 50,000円+1ページあたり5,000円 月額コンサルティング 33,000円(順位チェック・競合分析・コンテンツ提案を含む) |
| 公式サイト | allcon.jp |
AI検索での見え方を優先したい場合の選択肢です。無料診断から詳細プラン、実装、月額運用まで段階的に金額が公開されているため、いきなり月額契約に入らず診断だけを取る使い方ができます。ただしLLMO対策は評価手法が確立途上の領域です。何を計測してどう成果を判断するのかを契約前に確認してください。
熊本ホームページ制作ラボ
熊本市北区楠野町を所在地として掲げ、「地域密着の認定SEOコンサル」と表示している事業者です。公式サイトの会社概要ページによると所在地は〒861-5511 熊本市北区楠野町588、代表者は平野大吾氏、電話番号は090-6428-6868、営業時間は平日9:00〜18:00と記載されています。同ページには法人格(株式会社・合同会社など)の表記がなく、屋号「熊本ホームページ制作ラボ」と代表者名が記載されています。設立年の記載も確認できませんでした。
| 所在地 | 〒861-5511 熊本市北区楠野町588 |
|---|---|
| 代表者 | 平野大吾 |
| 主なサービス | 公式記載:Web制作、Webコンサル、SEO/MEO対策、SNS運用代行、PPC広告代行、生成AI導入支援、人材育成支援。SEOは「内部SEOを徹底改善」と表示 |
| 料金 | 公式サイトに記載。ホームページ制作は198,000円〜(シンプルプラン/10ページ以内が目安)、298,000円(プラチナ・集客設計プラン/15ページ以内が目安) 月額は保守管理16,500円〜、集客改善サポート22,000円〜 SEO単体のコンサルティング料金としての明示的な価格表は確認できませんでした |
| 公式サイト | homepage-labo.net |
月額の集客改善サポート22,000円〜は、この記事で紹介する会社のなかでも低い価格帯にあたります。予算が限られる小規模事業者が最初に比較する対象になり得ます。ただし公開されている価格はホームページ制作と保守・集客サポートが軸で、SEOコンサルティング単体の料金表は確認できませんでした。SEOだけを依頼したい場合は、その範囲で何をどこまでやるのかを見積もり段階で明確にしてください。小規模な体制とみられるため、担当者が1名になる場合の対応範囲、繁忙期の納期、休業時の連絡体制も契約前に確認しておくのが安全です。「認定SEOコンサル」の表記についても、どの団体のどの認定なのかを確認しておくとよいでしょう。
株式会社CREVIA
熊本市中央区下通、市内で最も人の集まる商業エリアに拠点を置く会社です。公式サイトの会社概要によると所在地は〒860-0807 熊本市中央区下通一丁目12-27 下通ビル5F、設立は2025年1月27日、代表者は川崎武司氏と記載されています。
| 所在地 | 〒860-0807 熊本市中央区下通一丁目12-27 下通ビル5F |
|---|---|
| 設立 | 2025年1月27日 |
| 代表者 | 川崎武司 |
| 主なサービス | 事業内容(公式記載):Webマーケティング支援(「AI Growth Engine」「AI Citation Engine」「MEO対策(AI Reputation Engine)」による集客自動成長支援)、AIを導入したSEO対策・ホームページ運用、SEO対策/GEO(AI検索)対策、構造化マークアップ対応、MEO対策・Googleクチコミ対策、ホームページ制作(新規/リニューアル/運用・保守)、LP制作、Web広告・SNS広告運用、デザイン、コーディング、撮影・動画制作 SEO運用の内容(公式記載):見込み客が実際に使う検索語の特定、タイトル・見出し・FAQ・内部リンクの最適化、表示回数・クリック・平均順位のモニタリング、問い合わせ導線の改善 |
| 料金 | 公式サイトに記載。SEO運用は契約期間に応じて月額42,000円(1ヶ月)/39,000円(3ヶ月)/36,000円(6ヶ月)/33,000円(12ヶ月) SEO運用+ページ作成は月額93,500円(1ヶ月)/88,000円(3ヶ月)/82,500円(6ヶ月)/77,000円(12ヶ月) ホームページ制作は300,000円〜、Googleクチコミ管理システムは月額3,300円 |
| 公式サイト | crevia-ts.com |
契約期間の長さで月額が段階的に下がる料金表を公開しているため、予算とコミット期間を天秤にかけた比較がしやすい構成です。設立が2025年1月と新しいため、長期の運用実績を重視する場合は、これまでの案件内容と期間、担当者の経歴を確認したうえで判断するのが妥当です。
合同会社GRADMIN
熊本市中央区京町に拠点を置き、自らを「Web集客専門カンパニー」と位置づけている会社です。公式サイトの会社概要によると所在地は〒860-0078 熊本県熊本市中央区京町2丁目7番17号 Gran京町101、設立は2023年10月17日、代表者は後藤廉氏と記載されています。
| 所在地 | 〒860-0078 熊本県熊本市中央区京町2丁目7番17号 Gran京町101 |
|---|---|
| 設立 | 2023年10月17日 |
| 代表者 | 後藤廉 |
| 主なサービス | 公式記載:オウンドメディア運用代行(戦略的なコンテンツ制作、SEO対策、アクセス解析)、SEO記事作成・ライティング(キーワード選定、記事執筆、運用サポート)、SEOコンサルティング(内部対策・外部対策の戦略指導)、ホームページ作成・運用、プレスリリース配信・作成代行、メディア運営 ほかにレンタルサウナ事業、飲食店事業 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ・無料相談ベース) |
| 公式サイト | gradmin.co.jp |
オウンドメディア運用とSEO記事制作に軸足がある構成のため、コンテンツを継続的に増やして流入を作りたい場合に検討しやすい会社です。設立からの年数が短く料金も非公開なので、記事1本あたりの単価と月間本数、誰が執筆と編集を担当するのかを確認してください。コンテンツ制作は体制と継続性で結果が変わる領域です。
株式会社linkwin
| 所在地 | 〒860-0078 熊本県熊本市中央区京町1丁目14-33 京町観音坂ビル2F という別の住所が記載されています |
|---|---|
| 設立 | 2023年8月9日 |
| サービス(公式記載) | SEO対策(「コンテンツ×外部対策×内部対策のフルオーダーメイド」)、MEO対策、LLMO対策、リスティング広告運用代行、SNS運用代行、Amazon運用代行、ホームページ制作、コンサルティング。治療院・歯科クリニック・美容サロンなどの支援実績を掲載し、全国の治療院ディレクトリも運営 |
| 実績(いずれも同社公表) | 「15年以上・1,500サイト以上の取引実績」「アクセス数を200倍以上にした事例なども多数存在」 |
| 料金 | SEOの具体的な金額は公式サイトに記載なし。「お客様のご予算に応じた複数のプランをご用意しております」「初期費用・成果報酬一切不要」と記載。自社ツール「LC-COUNT-LINK」は1アカウント月額20,000円(税別)〜、従量課金なし |
| 公式サイト | https://linkwin.jp/(SEO専門サイト:https://seo.linkwin.jp/) |
熊本市中央区に本社を置き、SEO専門サイトと熊本向けサイトを別ドメインで運営している会社です。SEO専門サイト(seo.linkwin.jp)の記載では本社は熊本県熊本市中央区白山1丁目6-15 林ビル2-D、東京オフィス(新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階)と大阪オフィス(大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12)も併記されています。
年数の表記については読み分けが必要です。SEO専門サイトには「2009年よりSEO対策・WEBマーケティングの専門会社として」と事業開始年が書かれていますが、コーポレートサイトの会社概要に記載された法人の設立年月日は2023年8月9日です。つまり2009年は事業を始めた年、2023年が現在の法人の設立年にあたります。「創業15年以上」という表記を見て法人としての年数と受け取らないよう注意してください。
なお、同社が運営する熊本向けサイト(kumamoto-seo.net)には〒860-0078 熊本県熊本市中央区京町1丁目14-33 京町観音坂ビル2F という別の住所が記載されています。いずれも熊本市中央区内ですが表記が異なるため、商談時にどの拠点が窓口になるのかを確認してください。
熊本市内の会社としては事業歴の表記が長く(同社公表で2009年からのSEO事業歴)、東京・大阪にもオフィスを持つ構成です。医療系・治療院系の実績を前面に出しているため、同業種なら具体的な事例を聞き出しやすいでしょう。掲載されている実績数値はいずれも同社公表値であり、第三者の検証を経たものではない前提で受け取ってください。前述のとおり事業開始年と法人設立年が異なるため、実績年数の中身は面談時に確認しておくと安全です。
候補に挙がったが掲載しなかった会社について
まとめサイトで熊本のSEO会社として紹介されていた会社のうち、次の理由で掲載を見送りました。数を揃えるために事実確認できない情報を載せることはしていません。
- 所在地が熊本市外だった会社:あるSEO専業会社は熊本のまとめ記事に複数登場していましたが、公式サイトの所在地は東京都新宿区で、熊本市内の拠点は確認できませんでした。別の1社は福岡市中央区が所在地でした。
- 熊本市内だがSEOサービスを確認できなかった会社:熊本市南区のWeb制作会社1社は、公式サイトのサービスがプランニング・クリエイティブ・マネジメントの3区分で、SEOを独立したメニューとして掲げていませんでした。熊本市に本社を置く従業員263名規模の企業(EC運営代行・ふるさと納税運営代行)も、公式のサービス一覧にSEO対策のメニューがありませんでした。
全国対応で熊本市から依頼できるSEO会社5社
SEOはオンライン会議とドキュメント共有で進められる業務が多く、拠点の距離が成果を直接左右する領域ではありません。市内の7社と並べて比較する対象として、全国から依頼できる会社も押さえておくと判断の幅が広がります。こちらも掲載順は序列ではありません。
株式会社デジタルアイデンティティ(福岡・天神に九州支社)
| 所在地 | 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F |
|---|---|
| 設立 | 2017年 |
| 従業員数 | 417名 |
| 主なサービス | SEOコンサルティング・SEO対策代行、リニューアルSEO、LLMO/AIO/AI Overviews対策、SEO施策の実装支援、ペナルティ解除、SEOセカンドオピニオン、オウンドメディア診断、Bing SEO対策、海外SEO、SEO無料診断、SEO・アクセス保守 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし |
| 公式サイト | https://digitalidentity.co.jp/service/seo/ |
九州支社を福岡県福岡市中央区天神に置いていることが公式サイトの会社概要に記載されています。熊本市内に拠点があるわけではありませんが、九州新幹線で移動できる距離に対面窓口があるため、全国系のなかでは物理的な近さを確保しやすい選択肢です。親会社の株式会社Orchestra Holdingsは東京証券取引所プライム市場上場(証券コード6533)です。
セカンドオピニオンやオウンドメディア診断といった単発メニューがあり、現在の取引先を切り替える前の第三者チェックにも使えます。
ナイル株式会社
| 所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F |
|---|---|
| 設立 | 2007年1月15日 |
| 代表者 | 高橋飛翔 |
| 従業員数 | 268名 |
| 主なサービス | SEOコンサルティング(戦略設計・定例報告会・調査解析・効果検証)、LLMOコンサルティング、SEO内製化支援、SEO研修、SEOコンテンツ制作、CVR改善・サイト分析 |
| 料金 | SEOコンサルティング 月額40万円〜(最低契約6ヶ月)、LLMOコンサルティング 月額10万円〜、SEO研修 20万円〜(1回) |
| 公式サイト | https://www.seohacks.net/service/seo-consulting/ |
東京証券取引所グロース市場上場(証券コード5618)です。同社公表で支援実績2,000以上、継続率90%以上、SEO業界17年としています。
SEO研修と内製化支援がメニュー化されているため、Web担当が兼任1名という体制の企業なら、外注を続けるより先に研修で社内の判断基準を作る使い方も考えられます。
株式会社PLAN-B
| 所在地 | 〒550-0013 大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア6階、東京本社は〒141-0022 東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES wit |
|---|---|
| 設立 | 2003年10月22日 |
| 従業員数 | 265名 |
| 主なサービス | SEOコンサルティング(戦略設計・キーワード選定・施策提示・定点観測・レポーティング・定例会)、LLMO対策、コンテンツライティング、生成AIブランド認識調査 |
| 料金 | スタンダードプラン 月額50万円〜(半年〜)、プレミアムプラン 月額70万円〜(半年〜)、戦略設計プラン 150万円(一式・1ヶ月)、コンテンツライティング 8万円〜(1記事) |
| 公式サイト | https://www.plan-b.co.jp/solution/seo/consulting/ |
大阪本社は〒550-0013 大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア6階、東京本社は〒141-0022 東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山3階。同社公表でSEOコンサルティング継続率95.3%、SEO歴19年としています。公式サイトに「全国のどの地域からでもご依頼可能」「オンライン会議ツールを活用」と明記があります。
戦略設計だけを一式で切り出せるプランがあるため、設計を外部に任せて実行は熊本市内の会社に依頼する分業も現実的です。
株式会社ウィルゲート
| 所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F |
|---|---|
| 設立 | 2006年6月20日 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 主なサービス | SEOコンサルティング、SEO施策反映代行サービス、SEO分析ツール「TACT SEO」 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし |
| 公式サイト | https://www.willgate.co.jp/seo/ |
同社公表で累計取引先8,000社(2026年4月現在)としています。事業はM&A事業、コンテンツマーケティング事業、セールステック事業です。
施策反映を代行するサービスがあるため、「レポートは届くが誰も直せない」状態を避けたい場合の候補になります。
株式会社ipe(アイプ)
本社は〒107-0062 東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル5F。2013年10月設立。同社公表で支援実績300社超、継続率90%以上としています。「データドリブンSEO」を掲げ、戦略設計・分析・遂行を一体で提供し、テクニカルSEOとコンテンツマーケティングの両面に対応するとしています。
- 料金:公式サイトに記載なし(資料ダウンロードまたは問い合わせで提示)
- 公式サイト:https://ipeinc.jp/service/seo/
社名で検索する際の注意点として、公式ドメインは ipeinc.jp です。ipe.co.jp は同名の無関係な別会社(コイルメーカー)のため、問い合わせ先を間違えないよう確認してください。
SEO会社の費用相場と料金体系
以下の表で会社名を挙げている金額は、各社の公式サイトに掲載されている実際の価格です。一方、後述するレンジとしての「相場」は各SEO会社のオウンドメディアが公表している相場観であり、中立な統計ではありません。目安として読んでください。
| 会社 | サービス | 公表価格 |
|---|---|---|
| 熊本ホームページ制作ラボ(熊本市北区) | ホームページ制作 | 198,000円〜(シンプル)/298,000円(プラチナ・集客設計) |
| 熊本ホームページ制作ラボ(熊本市北区) | 保守管理/集客改善サポート | 月額16,500円〜/月額22,000円〜 |
| 株式会社CREVIA(熊本市中央区) | SEO運用 | 月額42,000円(1ヶ月契約)〜33,000円(12ヶ月契約) |
| 株式会社CREVIA(熊本市中央区) | SEO運用+ページ作成 | 月額93,500円(1ヶ月契約)〜77,000円(12ヶ月契約) |
| 株式会社アルル制作所(熊本市中央区) | Web顧問/STANDARD/FULL(税抜) | 月5万円〜/月12万円〜/月24万円〜 |
| 株式会社オルコン(熊本市北区) | LLMO・AIO対策 月額コンサルティング | 月額33,000円 |
| 株式会社オルコン(熊本市北区) | 詳細改善プラン/実装サービス | 70,000円/50,000円+1ページ5,000円 |
| 株式会社linkwin(熊本市中央区) | 自社ツール「LC-COUNT-LINK」 | 1アカウント月額20,000円(税別)〜 |
| ナイル | SEOコンサルティング | 月額40万円〜(最低6ヶ月) |
| ナイル | LLMOコンサルティング/SEO研修 | 月額10万円〜/20万円〜(1回) |
| PLAN-B | SEOコンサル スタンダード/プレミアム | 月額50万円〜/月額70万円〜(いずれも半年〜) |
| PLAN-B | 戦略設計プラン/コンテンツライティング | 150万円(一式)/8万円〜(1記事) |
この表から読み取れるのは、熊本市の地場企業と全国対応の専門コンサルでは価格帯そのものが違うことです。市内の公開価格は月額2万円台から24万円台に分布し、全国対応の専門コンサルは月額40万円〜70万円台が公表価格です。同じ「SEO」という言葉でも、作業範囲と投入される人員の厚みが違います。安いから悪い、高いから良いという話ではなく、自社の課題規模に対して過剰か不足かで判断してください。なお各社が公表している相場観としては、SEOコンサルティングの総合支援は月額10万〜50万円程度、内部対策(テクニカル)単体は10万円〜、記事制作は1記事あたり数万円〜10万円前後が目安とされています。
金額以上に重要なのが料金体系で、実務上は3つに分かれます。固定報酬型は毎月定額で、成果の定義を順位に限定せず流入やコンバージョンまで含めて設計しやすい反面、成果が出なくても費用は発生します。成果報酬型は初期投資を抑えられますが、対象キーワードが検索ボリュームの小さい語に寄りやすく、順位が上がっても売上が動かないケースがあります。スポット型はサイト診断やセカンドオピニオン、研修などで、課題の所在を特定したい段階では月額契約より先に使うほうが無駄が少ないことがあります。どの体系でも検索順位はGoogleのアルゴリズムに左右されるため、外部の会社が保証できるものではありません。契約前に、その金額で誰が何時間動くのかを確認してください。
熊本市でSEO会社を選ぶときのチェックリスト
提案書の見た目ではなく、次の質問への答え方で見分けるのが実務的です。そのまま商談で使えます。答えが曖昧な項目が多い会社は、契約後の期待値ずれが起きやすいと考えて構いません。
- 「弊社が狙うべきは県全域の『熊本+業種』ですか、市内商圏の『熊本市+業種』ですか、それとも産地としての『熊本+品目』ですか。その根拠となる検索ボリュームと競合状況のデータを見せてください」——前提1の切り分けを提案側が理解しているかが最初の関門です
- 「菊陽町・合志市・大津町など県内他市町からの需要も取りたいのですが、その場合のページ構成はどうなりますか」——市境で思考が止まる提案かどうかが分かります
- 「対策キーワードは誰が最終決定し、その根拠データを見せてもらえますか」——検索ボリューム・競合性・想定コンバージョンまで示せるかを確認します
- 「順位以外に何をKPIにしますか」——SEOのKPIとしてセッション、指名検索数、問い合わせ数、商談化率のどこまで見るのかを確認します
- 「毎月の作業内容を、誰が何にどれだけ時間を使うか単位で教えてください。提案された内部対策は誰が実装し、弊社側の工数はどれくらい必要ですか」
- 「レポートに何が載りますか。サンプルを見せてもらえますか」——順位表の羅列だけか、施策と結果の因果まで書かれているかで運用の質が分かります
- 「担当者は誰で、月に何回打ち合わせがありますか。対面は可能ですか」——熊本市内の会社を選ぶ最大の利点は対面性です。実質オンラインのみなら全国対応の会社と比べる意味が薄れます
- 「契約期間と解約条件、解約後に納品物やアカウント権限がどうなるかを教えてください。GoogleアナリティクスとSearch Consoleの管理権限は弊社名義になりますか」——権限を業者名義のままにすると、乗り換え時に過去データを失います
- 「AI OverviewsなどAI検索への対応を、現時点でどう考えていますか」
加えて、順位保証をうたう会社には慎重になるべきです。検索順位はGoogleのアルゴリズムが決めるもので、外部の事業者が保証できる対象ではありません。断定的な保証が前面に出ている場合は、対象キーワードが極端に競合の少ない語に設定されていないか、成果の定義がどうなっているかを契約書で確認してください。レポートの中身と報告頻度も、契約前にサンプルを見せてもらうのが確実です。
地域名キーワードで上位を取るための実務ポイント
外注する場合でも、発注側が施策の中身を理解しておくと会話の質が変わります。詳細はローカルSEOの解説にまとめていますが、熊本市の文脈で重要な点を挙げます。
政令指定都市への移行で生じた住所表記のずれを直す
これは熊本市に固有かつ見落とされやすい論点です。熊本市は2012年に政令指定都市へ移行し、中央区・東区・西区・南区・北区の5区が設けられました。つまりそれ以前に作られた表記には区名が入っていません。自社サイトのフッター、Googleビジネスプロフィール、業界団体の会員名簿、ポータルサイトの掲載情報、名刺データを引き継いだページなどに旧表記が残っていると、同一の事業者だと認識されにくくなります。
NAP(名称・住所・電話番号)の統一は地域SEOの土台です。「熊本県熊本市中央区○○」という現行表記に、全媒体で1文字単位まで揃えてください。ビル名の有無、丁目・番地のハイフン表記、旧住所の残存という3点は特に確認しておく価値があります。
地名の粒度を分け、産地型は商品SEOで設計する
県全域を商圏にする事業なら「熊本+業種」、市内商圏なら「熊本市+業種」、来店前提なら「中央区+業種」「下通+業種」「新市街+業種」「健軍+業種」「水前寺+業種」のように地区単位まで下げる。全部を1ページに詰め込むと、どの検索意図にも中途半端な薄いページになります。ページを分けるなら、テンプレートを流用して地名だけ差し替えるのではなく、その地域固有の実績・アクセス方法・対応範囲・所要時間を書き分けることが前提です。中身が同じ地域ページを大量に作る手法は、評価されないだけでなくサイト全体の評価を下げるリスクがあります。
一方、地下水を活かした食品・飲料、農産物、加工品を全国に販売する事業で狙うべきは「熊本市 ○○」ではなく「熊本産 ○○」「○○(品目)通販」といった商品カテゴリと産地名の組み合わせです。戦う相手は熊本の同業ではなく全国のECサイトとモールになります。地域SEOの提案をそのまま受け入れると、検索需要のない場所で順位を上げることになりかねません。
Googleビジネスプロフィールの運用密度とAI検索での引用条件
店舗や事務所を持つ業種では、Googleマップ経由の流入が通常検索からの流入を上回ることがあります。カテゴリの正確な選択、営業時間の更新、写真の継続的な追加、口コミへの返信、商品・サービス情報の登録まで行って初めて機能します。下通・上通のように同業が密集するエリアでは、この運用密度の差がそのまま地図順位の差として出ます。市内に複数拠点を持つ場合は、拠点ごとに独立したページを用意し、住所・電話番号・営業時間・アクセス方法・担当範囲を記載してください。
この「事実を具体的に書く」作業は、AI検索対策とほぼ重なります。AI Overviewsや対話型検索は「熊本市で○○を依頼できる会社」といった問いに複数サイトから情報を集めて回答するため、所在地・対応エリア・サービス内容・料金・実績がページ内で明確に読み取れるかが引用の条件になります。住所が画像内にしかない、対応エリアが書かれていない、サービス内容が抽象的な言葉だけという状態では引用されにくい。逆に施工件数、対応可能な市町村名の列挙、料金の実額、担当者の資格や経歴を構造化して書くことが、そのままGEO・AI検索対策になります。
よくある質問
熊本市の会社と福岡・東京の会社、どちらに依頼すべきですか
課題の性質で決めるのが実用的です。地域名キーワードとGoogleマップ集客が中心で、対面の打ち合わせや店舗の実地確認が価値になるなら熊本市内の会社が有力です。全国キーワードで戦う、数千ページ以上の構造を改修する、ペナルティからの回復が必要といった専門性の高い課題なら、案件数の厚い全国対応の会社が向きます。熊本市は九州新幹線で福岡市まで移動できるため、福岡市に九州支社を置く株式会社デジタルアイデンティティのように、全国系の専門性と九州内の対面窓口を両立できる選択肢も取れます。ただし福岡の会社に頼む場合、九州全域の視点は得られても熊本市内の商圏解像度は落ちる可能性があるため、市内の顧客構成をどこまで理解して提案しているかを確認してください。
「熊本」で検索されたとき、県全体と市内のどちらを狙うべきですか
自社の売上がどのエリアから来ているかで決まります。県内どこへでも出向く業種なら県全域を、来店・訪問が前提の業種なら市内および隣接市町を軸に設計します。両方を取りたい場合は、県向けページと市内向けページを分け、それぞれで実際の対応範囲・料金・所要時間を具体的に書いてください。同じページで両方を受けると、どちらの検索意図にも中途半端になります。判断に迷う場合は、まず過去1年の問い合わせを市町村単位で集計してみてください。それが最も確実な一次データです。
熊本市のSEO会社の費用相場はどのくらいですか
公式サイトで金額を公開している熊本市内の事業者では、SEO運用の月額が2万円台から24万円台に分布しています。最も低い水準は月額22,000円(集客改善サポート)や月額16,500円〜(保守管理)といった運用サポート帯、中間帯がSEO運用として月額33,000円〜77,000円、上位帯が月12万円〜24万円という構成です。一方、全国対応のSEO専門コンサルは月額40万円〜70万円台が公表価格です。料金を公開していない会社もあり、実額は対象サイトの規模とキーワードの競合性で変わるため、複数社から同じ条件で見積もりを取って比較するのが確実です。なお料金非公開そのものは避ける理由になりません。重要なのは公開の有無ではなく、見積もりの内訳が説明されるかどうかで、「SEO対策一式 月額○円」ではなく作業項目と想定工数が分かる形で出してもらってください。
県内の半導体関連の需要をSEOで取り込めますか
業種によって答えが変わります。前提として、半導体関連の工場が立地しているのは熊本市内ではなく県内の他の町であり、熊本市は県全体の需要の波を受ける側です。人材、住宅・不動産、飲食、生活サービスといった分野では、市外の地名を含む検索が実際に発生するため、対応エリアページを整備する価値があります。一方、装置・部品・保守などのBtoBでは検索者は地名ではなく材質・規格・工法・用途で検索するため、地域名キーワードの出番は限られます。この場合に効くのは技術キーワードの積み上げと仕様情報の整備で、評価指標もアクセス数ではなく問い合わせの質に置くべきです。いずれにしても、特定の産業に依存した見通しを前提に長期契約を結ぶのは避けてください。
SEOとMEO(Googleビジネスプロフィール対策)はどちらを先にやるべきですか
来店型・訪問型のビジネスなら、Googleビジネスプロフィールの整備を先に進めるほうが早く手応えが出ることが多いです。費用がかからない範囲でできる作業が多く、地図枠は地域名の検索で目立つ位置に表示されるためです。熊本市の場合、政令指定都市移行にともなう住所表記のずれを直す作業も、この段階でまとめて済ませておくと後の手戻りが減ります。そのうえでサイト側の対策を進めるのが現実的な順序です。逆に産地型で全国に販売する事業や、BtoBの技術系では、MEOの優先度は下がります。
まとめ
熊本市のSEOは、「熊本」という語が県全域・市内商圏・産地の3通りに解釈されることを、最初に自社の文脈で切り分けられるかが出発点です。県内どこへでも出向く業種なら県全域を、来店型なら市内および区・地区の粒度を、全国に商品を売る産地型なら地域SEOではなく商品カテゴリと産地名の組み合わせを狙う。あわせて、菊陽町・合志市・大津町といった県内他市町を含めた対応エリアの明記と、2012年の政令指定都市移行で生じた住所表記のずれの修正は、費用をかけずに着手できる実務項目です。この使い分けができているかどうかが、外注先の提案を評価する軸になります。
会社選びについては、公式サイトで所在地が熊本市内であることとSEO関連サービスの提供を確認できたのが、株式会社アルル制作所、株式会社イークス、株式会社オルコン、熊本ホームページ制作ラボ、株式会社CREVIA、合同会社GRADMIN、株式会社linkwinの7社でした。SEO・Webマーケティング専業寄りの会社(アルル制作所、GRADMIN、linkwin)、AI検索側に軸足を移した会社(オルコン、CREVIA)、DXやシステムを含めて相談できる会社(イークス)、小規模予算から始められる事業者(熊本ホームページ制作ラボ)と性格が分かれています。料金を公式に公開しているのはアルル制作所、オルコン、熊本ホームページ制作ラボ、CREVIAで、それ以外は問い合わせベースです。
この記事の掲載順は日本語社名の五十音順とアルファベット社名のABC順であり、当メディアによる優劣の序列ではありません。各社の情報は公式サイトの記載を確認したものに限り、実績・継続率・支援社数といった数値はいずれも各社の公表値です。検索順位はGoogleのアルゴリズムに左右されるため、外部の会社が保証できるものではありません。発注時は本記事のチェックリストを使い、同じ条件で複数社から見積もりと提案を取ってください。同じ質問への答えの差が、そのまま各社の実力と姿勢の差になって表れます。








