何が通知されたか
Search Engine Roundtableの報道(2026年7月16日)によると、Googleはショッピングキャンペーンでローカル在庫広告を既定でオンにすると案内しました。メールを受け取ったArpan Banerjee氏がLinkedInで共有し、「この通知は、ローカル在庫広告アドオンが有効なMerchant Centerアカウントに紐づくショッピングキャンペーンを持つ、マネージャーアカウントが対象」と補足しています。
設定の変更点
Googleのメール文面によると、現在ショッピングキャンペーンにはローカル在庫広告の掲載を制御する設定が2つあり、重複を避けるために「その他の設定(Other settings)」内の「Local products」ドロップダウンが削除されます。今後は「Inventory」フィルタでデータを絞り込む形になります。
この通知の対象は、ローカル在庫広告アドオンが有効なMerchant Centerアカウントに関連づいたショッピングキャンペーンを持つ、Google広告のマネージャーアカウント(Customer ID)です。
SEO・広告担当者はどう活かすか
これは検索順位(オーガニック)の話ではなく、Google広告のショッピングキャンペーンにおける設定・配信面の変更です。順位アルゴリズムとは切り分けて考えてください。実務上の要点は「既定でオンになる」ことによる意図しない配信・予算配分の変化です。
Googleは、オンライン予算とローカル予算を分けたい場合、2026年8月31日までにショッピングキャンペーンを確認し、「Inventory」フィルタの設定を Channel = Local または Online に更新するよう案内しています。店舗在庫を扱わないECのみの運用であっても、既定オンによって想定と異なる配信になっていないか、一度チェックしておくと安全です。
所感
「既定でオン」の変更は、放置すると気づかないうちに配信対象や予算配分が変わりやすいタイプの更新です。特にオンラインとローカルで別々に予算管理していた広告主は、期日前に現状の設定を棚卸ししておくことをおすすめします。設定の一本化自体は運用の簡素化が狙いと読めますが、切り替えのタイミングで一度レポートを確認し、想定どおりの配信になっているかを見ておくとよいでしょう。
まとめ
・Googleがショッピングキャンペーンでローカル在庫広告を既定オンにすると通知した。
・「Local products」ドロップダウンは廃止され、「Inventory」フィルタに一本化される。
・対象はローカル在庫広告アドオンが有効なMerchant Centerに紐づくマネージャーアカウント。
・オンラインとローカルの予算を分けたい場合は2026年8月31日までにフィルタ設定を確認・更新する。
よくある質問
Q1: これは検索順位に影響しますか?
いいえ。これはGoogle広告のショッピングキャンペーンの設定・配信に関する変更で、オーガニック検索の順位アルゴリズムとは別の話です。
Q2: いつまでに何をすればよいですか?
オンラインとローカルの予算を分けたい場合は、2026年8月31日までにショッピングキャンペーンを確認し、「Inventory」フィルタを Channel = Local または Online に設定します。
Q3: 対象アカウントの条件は?
ローカル在庫広告アドオンが有効なMerchant Centerアカウントに紐づくショッピングキャンペーンを持つ、Google広告のマネージャーアカウント(Customer ID)が対象と案内されています。
出典:Google Ads Turning On Local Inventory Ads By Default For Shopping Campaigns(2026年7月16日)https://www.seroundtable.com/google-local-inventory-ads-setting-shopping-campaigns-41699.html