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【2026年6月】Google広告 P-MAXの商品レポートが全ネットワーク対応に、指標が一時的に増加

【2026年6月】Google広告 P-MAXの商品レポートが全ネットワーク対応に、指標が一時的に増加

Google広告が、P-MAX(Performance Max)の商品単位レポートを全ネットワークのデータを含む形に拡張しました。この変更により表示回数やクリックが一時的に増えて見えることがありますが、これは配信実績が改善したのではなく「集計範囲(レポートのスコープ)が広がった」ことによるものです。計測の見える化と成果を取り違えないための注意点を整理します。

何が変わったのか

Google広告は2026年6月15日、P-MAXの商品単位レポートを更新しました。これまでこのレポートは一部のネットワークのデータしか参照していませんでしたが、更新後はP-MAXの全ネットワークのデータを反映するようになりました。この変更は、Bia Camargo氏がLinkedInで指摘したものです(PPC News Feedによる情報提供)。

Googleの案内文(要約)は次のとおりです。「2026年6月より、商品レポートが拡張されました。従来、コストやコンバージョンといった商品パフォーマンス指標は、検索ネットワークで配信されるP-MAX広告と標準ショッピングキャンペーンに含まれる商品でのみ利用できました。今後は、Google Merchant Centerを利用する一部のキャンペーンについて、商品ごとの包括的な指標を確認できます。これにはP-MAXキャンペーンの全ネットワークのデータに加え、動画・アプリ・デマンドジェネレーションの各キャンペーンの指標が含まれます。この変更により、P-MAXキャンペーンに限り、表示回数やクリックなどの指標が一時的に増加することがあります。」

「成果が伸びた」のではなく「集計範囲が広がった」

ここが最重要ポイントです。Camargo氏は自身の”翻訳”として「多くのアカウントで、表示回数やクリックが一度だけ跳ね上がる。パフォーマンスが変わったからではない。レポートの集計範囲が変わったからだ」と述べています。

つまり今回のジャンプは、広告の配信実績が良くなった結果ではありません。これまでレポートに含まれていなかったネットワーク分が、商品単位の集計に加わったことによる「見え方の変化」です。数字が増えたこと自体を成果として報告すると、実態を誤って伝えることになります。

SEO・広告担当者はどう対応するか

Camargo氏が挙げた実務上の対応(クライアント向けFAQ)を、日本語で整理します。

よくある質問・状況 対応
「なぜ一晩で表示回数が急増したのか」と聞かれたら 成果向上ではなく、計測(レポート集計範囲)の変更だと説明する。
純粋な増加分を切り分けたい 「ネットワーク(検索パートナーを含む)」フィルタで内訳を確認し、何が新たに加わったかを分離する。
前月比・月次でベンチマークしている この変更が落ち着くまで、比較値に注記(フットノート)を付ける。

要するに、6月15日をまたぐ期間の数値をそのまま前月比で比較すると、実態以上の伸びに見えてしまいます。レポートには「集計範囲の変更による一時的な増加」である旨を明記しておくことが大切です。

所感

Scale Basics編集部として強調したいのは、「計測(見える化)の変化」と「配信実績・成果の変化」を必ず切り分けることです。今回のように、プラットフォーム側のレポート仕様が変わっただけで指標が動くことは珍しくありません。数字が増減したときは、まず「実態が変わったのか、測り方が変わったのか」を確認する習慣が、正確なレポーティングと意思決定を支えます。

まとめ

・2026年6月15日、Google広告がP-MAXの商品レポートを全ネットワーク対応に拡張した。

・これにより表示回数・クリックなどがP-MAXで一時的に増えて見えることがある。

・増加は成果の改善ではなく「集計範囲(レポートのスコープ)の変更」による見え方の変化。

・「ネットワーク(検索パートナーを含む)」フィルタで内訳を確認し、月次比較には注記を付けて誤認を防ぐ。

よくある質問

Q1: 表示回数が急に増えたのは配信成果が上がったからですか?

いいえ。今回の増加は、P-MAXの商品レポートが全ネットワークのデータを含むよう集計範囲が広がったことによる「見え方の変化」です。配信実績そのものが改善したわけではありません。

Q2: いつからの変更ですか?

2026年6月15日にレポートが更新されました。この日付をまたぐ期間の数値を前月比などで比較する際は、集計範囲の変更を考慮する必要があります。

Q3: 純粋な増加分だけを確認する方法はありますか?

「ネットワーク(検索パートナーを含む)」フィルタで内訳を確認し、新たに集計対象へ加わった分を切り分けるのが有効です。ベンチマーク中の指標には、変更が落ち着くまで注記を付けておくとよいでしょう。

出典:Google Ads Performance Max Product Reporting All Networks(Search Engine Roundtable、2026年7月16日/変更自体は2026年6月15日)https://www.seroundtable.com/google-ads-pmax-product-reporting-all-networks-41694.html

scale-basics編集部
監修

scale-basics編集部

SEO・AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)・Web制作の最前線で活動する専門チーム。テクニカルSEOからコンテンツ戦略、データ分析まで幅広い実務経験をもとに、最新のナレッジと実践的なノウハウを発信しています。

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