何が通知されたか
Search Engine Roundtableの報道(2026年7月16日)によると、GoogleはManufacturer Centerの利用者へメールを送り、Manufacturer Center内で商品を直接手動追加・更新する機能が廃止されたことを再周知しました。代わりに、Manufacturer Center APIを使うか、商品ファイルをアップロードする方法を利用するよう案内しています。このメールは、Menachem Ani氏がX(旧Twitter)で共有しました。
既存データの扱い
Googleはメールの中で「2026年7月9日より前に送信されたデータはアカウントに残り、対応は不要(Data submitted before July 9, 2026 will remain in your account and requires no action)」と説明しています。つまり、既に登録済みのデータが消えるわけではなく、今後の追加・更新の手段が手動からAPI/ファイルに切り替わる、という位置づけです。Search Engine Roundtableは、Manufacturer Centerを使っているなら、この変更について既に複数回の警告を受け取っているはずだと指摘しています。
SEO・EC担当者はどう活かすか
これは検索順位の話ではなく、メーカー向けの商品データ入稿フロー(運用面)の変更です。Manufacturer Centerはブランド・メーカーが商品情報(正式名称・説明・画像・GTINなど)をGoogleに提供する仕組みで、ショッピング面での表示品質に関わります。手動更新に頼っていた運用は成り立たなくなるため、APIまたはフィード(商品ファイル)による定常的な入稿体制への移行が必要です。
実務としては、(1)現在の登録・更新が手動に依存していないかを確認し、(2)依存している場合はAPI連携またはファイルアップロードの運用へ切り替える、という対応になります。フィード運用に一本化することで、更新漏れや反映遅延も管理しやすくなります。
所感
手動入力の廃止は、Merchant Center系のツール群でフィード(構造化された商品データ)中心の運用へ寄せていく流れの一環と読めます。単発の手直しはできなくなりますが、裏を返せばデータソースを一元管理しやすくなるということでもあります。まだ手動更新が残っている場合は、警告メールを見落とさず、早めにAPIまたはファイル入稿へ移しておくのが安全です。
まとめ
・Manufacturer Centerでの商品の手動追加・更新が廃止された(Googleが再通知)。
・今後はManufacturer Center APIまたは商品ファイルのアップロードで入稿する。
・2026年7月9日より前に送信済みのデータは保持され、対応は不要。
・手動運用が残るなら、早めにAPI/フィード入稿へ切り替える。
よくある質問
Q1: 既に登録した商品データは消えますか?
いいえ。Googleは2026年7月9日より前に送信されたデータはアカウントに残り、対応は不要だと説明しています。
Q2: 今後はどうやって商品を追加・更新しますか?
Manufacturer Center APIを使うか、商品ファイル(フィード)をアップロードする方法を利用します。管理画面での手動追加・更新はできません。
Q3: これは検索順位に影響しますか?
順位アルゴリズムの変更ではなく、メーカー向けの商品データ入稿手段の変更です。ただし正しくデータを供給できないと、ショッピング面での商品情報の品質に影響し得るため、入稿体制の整備は重要です。
出典:Google Manufacturer Center Removes Manual Update & Add Products(2026年7月16日)https://www.seroundtable.com/google-manufacturer-center-manual-updates-41683.html