横浜市でSEO会社に依頼する前に押さえたい3つの前提
横浜市でSEOを検討するとき、多くの担当者がまず「横浜市のSEO会社」を探します。しかしその前に、自社が狙うべき検索の型を決めておかないと、会社選びの基準そのものが定まりません。横浜市には固有の事情が3つあります。
前提1:横浜市は18区の集まりで、ひとつの商圏ではない
横浜市は18の行政区で構成され、市域は南北に広く伸びています。中区の関内・馬車道や西区の横浜駅周辺・みなとみらいは、オフィスと商業が集まる都心型のエリアです。一方で青葉区・都筑区・港北区・戸塚区・栄区・泉区などは、鉄道沿線に住宅地が広がる生活圏型のエリアです。鶴見区や神奈川区の臨海部、金沢区の産業団地には工業・物流の集積があります。
この違いは検索行動に直結します。都心型エリアの法人向けサービスなら商圏は鉄道網に沿ってかなり広く取れますが、住宅型エリアの歯科医院や整骨院、学習塾は、実際の来店範囲が半径2〜3kmに収まることも珍しくありません。同じ「横浜市の会社」でも、狙うキーワードの粒度がまったく変わります。「横浜市で上位表示したい」という依頼をそのまま受けてくる会社より、「どの区の、どの駅圏の顧客が欲しいのか」を先に聞いてくる会社のほうが、実務的には信頼できます。
前提2:「横浜」という検索語は、あなたの想定より狭い意味で使われている
横浜市内の事業者がよく陥るのが、「横浜+業種」のキーワードを最重要指標に据えてしまうことです。実際には「横浜」で検索する人の多くは横浜駅周辺やみなとみらい周辺を思い浮かべており、市域全体を想定しているわけではありません。青葉区の店舗が「横浜 ○○」で上位に入っても、検索した人にとっては遠すぎて来店に至らない、という取りこぼしが起きます。
逆に「たまプラーザ ○○」「新横浜 ○○」「上大岡 ○○」といった駅名や、「青葉区 ○○」「港北区 ○○」といった区名のキーワードは、検索ボリュームは小さいものの、検索した人の物理的な位置と店舗の位置が一致しやすく、問い合わせや来店の率が高くなります。キーワード選定の段階で、この粒度の設計をしておくかどうかが横浜では特に大きく効きます。
前提3:地元の会社が必ず有利とは限らない
横浜市は東京都に隣接しており、東京のSEO会社が横浜の案件を普通に受けています。検索結果でも、横浜市内の会社と東京の会社が同じ土俵で競合します。したがって「地元だから有利」という前提は成り立ちません。
それでも地場の会社に価値があるのは、区や駅ごとの生活導線、地元メディアや商店会・業界団体との接点、対面での打ち合わせのしやすさといった、外からは見えにくい情報を持っている場合です。逆に、業種特化の深い知見(BtoB SaaS、医療、金融など)や大規模サイトのテクニカル対応、AI検索を含む最新領域への対応力を求めるなら、拠点の場所より専門性で選ぶべきです。オンライン会議で完結する契約形態が一般化した今、この判断は「対面の必要度」で切り分けるのが現実的です。
横浜市に拠点があるSEO会社7社
以下は、公式サイトの会社概要ページで所在地が横浜市内であることを確認できた会社です。掲載順は当社評価による序列ではありません。横浜の商圏構造を掴みやすくするため、所在する行政区ごとに並べています。料金・実績は各社公式サイトの記載に基づき、書かれていない項目は「記載なし」としています。
SEO GEEKS(鶴見区)
| 所在地 | 〒230-0041 神奈川県横浜市鶴見区潮田町4-152-12 |
|---|---|
| 事業開始 | 2017年1月 |
| 代表者 | 玉寄兼司 |
| 主なサービス | サイト監査・診断 キーワード調査・選定 内部対策(METAタグ設定、構造化データ実装、パフォーマンス向上) 外部対策(被リンク・トラフィック獲得支援) SEOコンテンツ作成(設計・新規作成・リライト) MEO・ローカルSEO(Googleビジネスプロフィール最適化、地域キーワード対策) |
| その他の事業 | Web広告運用、SNS運用、YouTubeチャンネル運用 |
| 実績(同社公表) | 2010年から様々な業界のSEO対策をサポート |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(無料相談・無料診断の案内あり、問い合わせ・見積もりベース) |
| 公式サイト | seogeeks.jp |
「神奈川県横浜市のSEO対策」を明示的に掲げているSEO専業のサービスです。MEO・ローカルSEOをサービスとして明記している点は、鶴見区のような住宅と商業が混在するエリアの来店型ビジネスにとって実用的です。
株式会社Piftee(西区)
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区北幸2丁目10番48号 むつみビル3階(本店) |
|---|---|
| 設立 | 2026年1月15日 |
| 代表者 | 福田英矢 |
| 主なサービス | SEO×AIOコンサルティング コンテンツSEO 被リンク獲得代行 |
| 協業体制 | PR・広告運用・Web制作領域はパートナー企業と協業 |
| 実績(同社公表) | 代表はSEO業界で10年以上の経験 |
| 料金 | SEO×AIOコンサルティング 単発型 40万円(1ヶ月) SEO×AIOコンサルティング 運用型 月額30万円(6ヶ月〜)・月額25万円(12ヶ月〜) コンテンツSEO 1記事3万円(10記事以上) |
| 公式サイト | piftee.co.jp |
横浜駅西口エリアに拠点を置き、SEOとAI検索最適化(AIO・LLMO)に特化しています。設立が2026年1月と新しい会社であるため、法人としての実績年数を重視する場合はその点を踏まえて検討してください。一方で、料金を金額で公開している会社は横浜市内でも少数で、予算感を事前に把握しやすいのは実務上のメリットです。AI検索対応を最初から前面に出している点も特徴で、この領域の考え方はLLMO対策の記事も参考になります。
株式会社エンカラーズ(西区)
| 所在地 | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島二丁目11番2号 519 |
|---|---|
| 設立 | 2019年11月(沿革では事業開始2017年6月、SEO対策・コンサルティングサービスの提供開始2018年6月) |
| 主なサービス | テクニカルSEO(クローラビリティ、インデックス状況、URL構造、構造化データ、表示速度、Core Web Vitals診断) コンテンツSEO(キーワード調査、記事企画・執筆、既存ページのリライト) 内部リンク・導線設計 被リンク獲得支援(業界メディア掲載、プレスリリース活用) LLMO/GEO対策 GA4・Search Console分析と月次レポーティング |
| その他の事業 | Web・ホームページ制作、ECサイト制作、広告運用代行、インフルエンサーマーケティング |
| 料金 | 顧問・アドバイザー 月額5万円〜 スポットプラン・月額プランは個別見積もり(ASK) 初回ヒアリングは無料 |
| 公式サイト | encolors.co.jp |
横浜駅東口側のデジタルマーケティング会社です。月額5万円台の顧問・アドバイザー枠が明示されているのは、専任担当者を置けない中小企業が社内でSEOを回しながら相談先を確保したい場合に検討しやすい形です。テクニカルからLLMO/GEOまで対応領域を具体的に列挙しており、何を頼めるかが読み取りやすいのも特徴です。テクニカルSEOの指摘を受けたい場合の候補になります。
株式会社ハマ企画(西区)
| 所在地 | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2-10-13 横浜東口ビル708(本社) |
|---|---|
| 創業 | 昭和56年(1981年)10月(ウェブ業界での業務は2001年から) |
| 代表者 | 代表取締役 田中友尋 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 主なサービス | SEO・コンテンツマーケティング(Google Search ConsoleとGA4を用いたデータ分析による検索意図の把握) 3C分析(自社・競合・市場)に基づくSEO基本設計 E-E-A-Tを意識したコンテンツ制作 サイト構造の整備とマークアップ改善によるテクニカルSEO サイトリニューアル時のSEO対応 |
| その他の事業 | ホームページ制作・運用、ECサイト構築、ウェブ広告運用、SNS運用代行、ランディングページ制作、ウェブアクセシビリティ対応、官公庁・自治体向けサイト制作、セミナー運営、メディア運営 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ・見積もりベース) |
| 公式サイト | hamakikaku.co.jp |
横浜駅東口の老舗マーケティング支援会社です。官公庁・自治体向けサイト制作とウェブアクセシビリティ対応を事業として掲げている点は、公共性の高い組織や医療・教育系のサイトで要件が厳しい場合に効いてきます。ウェブ解析セミナーの開催実績も公式サイトに記載があり、内製化を進めたい企業とは相性が良いでしょう。なお、横浜市都筑区に同名の別法人(不動産関連)が存在するため、問い合わせ時は必ずドメインで確認してください。
Law’z合同会社(中区)
| 所在地 | 〒231-0063 神奈川県横浜市中区花咲町1-48-3 ロゼ桜木町406 |
|---|---|
| 代表者 | 島高憲明 |
| 主なサービス | SEO対策の実装(内部対策・外部対策・サーバーSEO対策) SEO対策コンサルティング MEO対策とそのコンサルティング SEOに強いホームページ作成 |
| 実績(同社公表) | 自社サイトが「SEO対策 横浜」の検索で5年連続1位。その他「結婚式司会者」「横浜パソコン修理」などのキーワードで上位表示実績を公開 |
| 料金 | SEO対策コンサルティングは固定料金制 単発90分コース 55,000円(税込) 3ヶ月コース 50万円(税込)/6ヶ月コース 100万円(税込)/12ヶ月コース 200万円(税込) SEO対策の実装は成果報酬型(対象キーワードが所定の順位に到達するまで費用が発生しない) |
| 公式サイト | www.lawz.jp |
公式サイトでは横浜市のSEO対策専門会社として事業を掲げており、桜木町駅至近の立地です。固定型と成果報酬型の両方を用意し、しかも金額を公開している点は横浜市内では珍しい構成です。単発90分のコンサルティングが55,000円で用意されているため、「まず現状の課題を第三者に見てもらいたい」段階でも相談しやすい形になっています。成果報酬型を検討する場合の注意点は後述の費用の章で整理します。
株式会社delta(港北区)
| 所在地 | 〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉2丁目(本社) |
|---|---|
| 設立 | 2021年6月9日 |
| 代表者 | 代表取締役 堀碩信 |
| 主なサービス | SEO支援(戦略立案:競合とキーワードの調査、施策の企画/実行:キーワード選定・記事作成・被リンク獲得/改善:アクセス解析・リライト・順位計測) SEO記事・コンテンツ制作代行 SEOのインハウス化(内製化)支援 Webコンサルティング ホームページ・LP制作 |
| 料金 | 月の予算として最低10万円が必要と記載 コンサルティングのみの場合も最低10万円〜 予算に合わせたカスタマイズプランにも対応 |
| 公式サイト | delta-web.co.jp |
事業内容はWEBコンサルティング事業で、日吉という住宅・大学エリアに拠点を置いています。「最低10万円〜」という下限を公式サイトで示しているため、月額数十万円規模はまだ難しい段階の企業でも検討の土台に乗ります。インハウス化支援を明記している点も、外注を続けるか社内に戻すかを迷っている企業には確認する価値があります。コンテンツSEOを軸に据えた進め方です。
株式会社YTC・PLUS(栄区)
| 所在地 | 〒247-0002 神奈川県横浜市栄区小山台2-37-24(本社) |
|---|---|
| 設立 | 2009年10月1日 |
| 主なサービス | SEO対策の3本柱=コンテンツSEO(検索意図を汲んだ良質なコンテンツの継続提供)/内部対策(サイト構造の整理、titleタグ・メタディスクリプション・見出しタグの最適化)/外部対策(被リンクとサイテーションの獲得) 記事更新執筆代行(SEO専門ライターが月2記事から、ヒアリングのうえ4,000〜5,000文字の記事を作成・登録) |
| その他の事業 | ECサイト企画設計・構築・運用(EC-CUBE構築・カスタマイズ)、Webサイト企画設計・構築・運用、Webシステム企画設計・開発・運用、サーバ運用・保守管理、WEB広告企画・販売・運用、スマホアプリ開発、CMS「更新プログラム+」、デジタル化・AI導入補助金の申請サポート、パンフレット・名刺制作 |
| 実績(同社公表) | 約1,300社のWebサイトシステム構築実績、約450社のサーバ管理・更新運営実績。Salesforce認定コンサルティングパートナー、EC-CUBEインテグレートパートナーのゴールドランク取得 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ・見積もりベース) |
| 公式サイト | ytc-plus.jp |
Webサイト・ECサイトの構築運用とシステム開発を主軸とし、SEO対策をサービスの一つとして提供しています。サーバ運用・保守からCMS、ECサイト、システム開発まで自社で担っているため、サイト移行やCMS入れ替えを伴うSEO改善で技術的な調整が必要になるケースに向いています。補助金申請サポートを掲げている点も、原資の確保から相談したい中小企業には実務的です。
全国対応で横浜市から依頼できるSEO会社5社
横浜市は東京都に隣接し、オンライン会議での打ち合わせが一般化しているため、東京に本社を置く大手・中堅のSEO会社も横浜からの依頼先として現実的な選択肢です。以下の5社はいずれも公式サイトで事業内容を確認しています。こちらも掲載順は序列ではありません。
株式会社ウィルゲート
| 所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F(本社) |
|---|---|
| 設立 | 2006年6月20日 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| メンバー数 | 140名(2026年4月現在) |
| 主なサービス | SEOコンサルティング SEO施策反映代行サービス SEO分析ツール「TACT SEO」 (全社の事業はM&A事業、コンテンツマーケティング事業、セールステック事業) |
| 実績(同社公表) | 累計取引先8,000社(2026年4月現在) |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ・見積もりベース) |
| 公式サイト | www.willgate.co.jp |
ナイル株式会社
| 所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F(本社) |
|---|---|
| 設立 | 2007年1月15日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 高橋飛翔 |
| 従業員数 | 268名(連結・2025年12月末現在) |
| 上場市場 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード5618) |
| 主なサービス | SEOコンサルティング LLMOコンサルティング SEO内製化支援 SEO研修 SEOコンテンツ制作 CVR改善・サイト分析 |
| 実績(同社公表) | 支援実績2,000以上、継続率90%以上、SEO業界17年 |
| 料金 | SEOコンサルティング 月額40万円〜(最低契約6ヶ月) LLMOコンサルティング 月額10万円〜 SEO研修 20万円〜(1回) |
| 公式サイト | www.seohacks.net |
株式会社PLAN-B
| 所在地 | 〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア6階(大阪本社) 東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山3階(東京本社) |
|---|---|
| 設立 | 2003年10月22日 |
| 従業員数 | 265名(2025年12月現在、グループ会社含む) |
| 主なサービス | SEOコンサルティング LLMO対策 コンテンツライティング 生成AIブランド認識調査 |
| 実績(同社公表) | SEOコンサルティング継続率95.3%、SEO歴19年 |
| 料金 | スタンダードプラン 月額50万円〜(半年〜) プレミアムプラン 月額70万円〜(半年〜) 戦略設計プラン 150万円(一式・1ヶ月) コンテンツライティング 8万円〜(1記事) |
| 公式サイト | www.plan-b.co.jp |
公式サイトに「全国のどの地域からでもご依頼可能」「オンライン会議ツールを活用」と明記されており、横浜からの依頼も想定された体制です。
株式会社ipe(アイプ)
| 所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル5F(本社) |
|---|---|
| 設立 | 2013年10月 |
| 主なサービス | 「データドリブンSEO」を掲げた戦略設計・分析・遂行の一体提供 テクニカルSEO コンテンツマーケティング |
| 実績(同社公表) | 支援実績300社超、継続率90%以上 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(資料ダウンロードで提示される形) |
| 公式サイト | ipeinc.jp |
社名が似た別会社が存在するため、ドメインを確認してください。
株式会社デジタルアイデンティティ
| 所在地 | 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F(東京本社) |
|---|---|
| 設立 | 2017年(2009年創業、ホールディングス化に伴い新規設立) |
| 従業員数 | 417名(2024年4月1日時点) |
| 親会社 | 株式会社Orchestra Holdings(東京証券取引所プライム市場上場、証券コード6533) |
| 主なサービス | SEOコンサルティング・SEO対策代行 リニューアルSEO LLMO/AIO/AI Overviews対策 SEO施策実装支援 ペナルティ解除 SEOセカンドオピニオン オウンドメディア診断 Bing SEO対策 海外SEO SEO無料診断 SEO・アクセス保守 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ・見積もりベース) |
| 公式サイト | digitalidentity.co.jp |
対応メニューの幅が広いのが特徴で、既存の外注先の施策が妥当か迷っている場合のセカンドオピニオン先としても検討できます。
SEO会社の費用相場と料金体系
まず前提として、ネット上に流通している「SEOの費用相場」の多くはSEO会社自身のオウンドメディアが出典であり、中立な統計ではありません。ここでは各社が公表している相場観として扱ってください。そのうえで、公式サイトで金額を確認できた実データは以下のとおりです。
| 会社 | サービス | 公表価格 |
|---|---|---|
| エンカラーズ(横浜市西区) | 顧問・アドバイザー | 月額5万円〜 |
| delta(横浜市港北区) | SEO支援・コンサルティング | 月額10万円〜(最低予算) |
| Law’z(横浜市中区) | SEOコンサル 単発90分 | 55,000円(税込) |
| Law’z(横浜市中区) | SEOコンサル 3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月 | 50万円/100万円/200万円(各税込) |
| Piftee(横浜市西区) | SEO×AIOコンサル 単発型 | 40万円(1ヶ月) |
| Piftee(横浜市西区) | SEO×AIOコンサル 運用型 | 月額30万円(6ヶ月〜)/月額25万円(12ヶ月〜) |
| Piftee(横浜市西区) | コンテンツSEO | 1記事3万円(10記事以上) |
| ナイル | SEOコンサルティング | 月額40万円〜(最低6ヶ月) |
| ナイル | LLMOコンサルティング | 月額10万円〜 |
| ナイル | SEO研修 | 20万円〜/回 |
| PLAN-B | SEOコンサル スタンダード | 月額50万円〜(半年〜) |
| PLAN-B | SEOコンサル プレミアム | 月額70万円〜(半年〜) |
| PLAN-B | 戦略設計プラン | 150万円/一式 |
| PLAN-B | コンテンツライティング | 8万円〜/記事 |
各社公表の相場観としては、SEOコンサルティング全般で月額10万〜50万円程度に分布します。月額10〜30万円の帯はキーワード調査・競合分析・月次レポートが中心で、30〜50万円の帯になるとコンテンツの編集方針や内部対策の技術指導まで範囲が広がります。テクニカル中心の内部対策は10万円〜、記事制作は1記事あたり数万円〜10万円前後が目安として語られています。
固定報酬型・成果報酬型・スポット型の違い
料金体系は大きく3つに分かれます。固定報酬型は月額を固定して継続的に施策と改善を回す形で、上の表の多くがこれに該当します。成果報酬型は指定キーワードが一定順位に到達してから費用が発生する形で、横浜市内ではLaw’z合同会社がSEO対策の実装サービスで採用しています。スポット型は単発の診断やコンサルティングで、Law’zの90分55,000円やPifteeの単発型40万円が該当します。
成果報酬型は初期の支払いリスクが小さく見える一方、対象キーワードの選び方に注意が必要です。検索ボリュームが極端に小さいキーワードや、そもそも競合が少ない語で「達成」されても事業成果には結びつきません。契約前に、対象キーワードの月間検索数と、それが自社の売上にどうつながるかを必ず確認してください。順位そのものではなく、問い合わせ数や受注数まで含めたSEOのKPIを先に合意しておくのが安全です。
横浜市でSEO会社を選ぶときのチェックリスト
横浜という商圏の特性を踏まえると、発注前に聞くべき質問は絞られます。以下はそのまま初回打ち合わせで使える形にしています。
- 「弊社が狙うべきなのは市名キーワードですか、区名・駅名キーワードですか。その根拠となる検索数はどれくらいですか」──横浜で最も重要な問いです。「横浜」で一括して提案してくる会社には、区の商圏差をどう見ているか追加で確認してください
- 「対象キーワードの月間検索数と、想定される問い合わせ数の試算を出してもらえますか」
- 「成果の定義は順位ですか、流入数ですか、問い合わせ数ですか。契約書にはどう書かれますか」
- 「区ごとのページを作る提案がある場合、各ページに何を書きますか。地名だけ差し替えたページを量産する提案ではないですか」
- 「Googleビジネスプロフィールの運用は契約範囲に含まれますか。含まれない場合、誰がやりますか」
- 「レポートは誰が作り、月に何回、どの指標を報告しますか。担当者は営業と別の実務担当者ですか」
- 「弊社と同じ業種・同じ規模の支援実績はありますか。差し支えない範囲でどんな施策をしたか教えてください」
- 「契約期間の縛りと、途中解約の条件を教えてください」
- 「記事制作を依頼する場合、誰が書きますか。専門性の担保はどうしますか(監修者を立てるか、取材するか)」
- 「AI検索(AI Overviewsや生成AIの回答)での露出について、現状どういう方針を持っていますか」
あわせて、順位保証や「1位にします」といった断定表現を営業段階で出す会社には注意してください。検索順位はGoogleのアルゴリズムに依存し、外部から保証できるものではありません。レポートの読み方に不安がある場合はSEOレポートの記事も参照してください。
区単位の地域名キーワードで上位を取るための実務ポイント
ここからは、横浜市で地域名キーワードを取りにいくときの具体的な設計です。他都市の記事をそのまま横浜に当てはめると、市域の広さと区の性格差で必ずズレが生じます。
まず「区の型」を3つに分けて考える
横浜の18区は、SEOの設計上おおまかに3つの型に分けて考えると整理しやすくなります。
- 都心・オフィス型(西区、中区など)──法人向けサービス、士業、クリニック、飲食が中心。商圏は鉄道網に沿って広く、市外からの流入もある。「横浜駅」「みなとみらい」「関内」といったエリア名の指名度が高く、キーワードの検索ボリュームも比較的大きい。その分、東京の会社を含む競合が最も厚い
- 住宅・生活圏型(青葉区、都筑区、港北区、戸塚区、栄区、泉区、旭区、瀬谷区、港南区など)──歯科・整骨院・美容室・学習塾・リフォーム・不動産・相続関連の需要が厚い。商圏が狭く、駅名や町名の粒度で検索される。検索ボリュームは小さいが競合も少なく、コンバージョン率が高い。Googleビジネスプロフィールの重要度が最も高い層
- 工業・物流型(鶴見区・神奈川区の臨海部、金沢区の産業団地など)──BtoBの製造業・物流業が中心。地域名キーワードよりも製品名・技術名・加工方法などのキーワードが主戦場になり、指名検索の育成が重要。「アクセス数」より「1件の問い合わせの質」で評価すべき領域
自社がどの型に属するかで、優先すべき施策が変わります。住宅型の店舗が全国キーワードのコンテンツSEOに投資しても投資効率は上がりませんし、逆に工業型のBtoB企業が「横浜 ○○」の順位に一喜一憂しても事業は動きません。SEO対策の基本の順序に沿って、まず自社の型を確定させてください。
鉄道路線が商圏を規定する
横浜では車より鉄道での移動が商圏を決めます。東急田園都市線(青葉区)、東急東横線(港北区・西区)、JR横須賀線・東海道線、京急線(鶴見区・南区・金沢区)、市営地下鉄ブルーライン、相鉄線(旭区・瀬谷区)といった路線ごとに生活導線が分かれており、同じ市内でも別路線のエリアからは来店されにくい傾向があります。
したがって地域ページを設計するときは、行政区の境界だけでなく「路線と駅」を単位に考えるほうが実態に合います。「青葉区の歯科医院」より「たまプラーザ駅・あざみ野駅から通える歯科医院」のほうが、検索した人の行動に近い切り口になります。
区ページ・エリアページは「実体があるところだけ」作る
地域名キーワードを狙うときにやりがちな失敗が、18区分のページを地名だけ差し替えて量産することです。中身が同じページを大量に作ると、検索エンジンからは価値の低いページと判断され、サイト全体の評価を下げるリスクがあります。
作るべきなのは、実際に拠点があるか、対応実績があるか、その区固有の事情を書けるエリアだけです。区ページに入れるべき要素は次のようになります。
- その区で実際に対応した事例(施工写真、来院実績、対応した課題の内容)
- 対応範囲を町名・駅名レベルで具体的に列挙する(「青葉区全域」ではなく「たまプラーザ、あざみ野、市が尾、青葉台…」)
- そのエリアからの実際のアクセス方法・所要時間・駐車場の有無
- 担当者の顔と名前、そのエリアでの経験
- その区固有の事情(住宅の築年数傾向、世帯構成、商店街や公共施設との関係など、実際に知っていることだけ)
逆に、これらを書けない区のページは作らないほうが安全です。無理に埋めた文章は、読者にもGoogleにも見抜かれます。
Googleビジネスプロフィールと表記統一(NAP)
来店型・訪問型のビジネスでは、通常の検索結果より先に地図枠が目に入ります。横浜市内は同一業種の事業者密度が高いため、地図枠での露出は流入量に直結します。Googleビジネスプロフィールでは、カテゴリ設定、営業時間、写真、口コミへの返信、そして「サービス提供地域」の設定を実態に合わせて整えてください。訪問型の場合は、対応できない区を含めないことが重要です。
あわせて、社名・住所・電話番号(NAP)の表記を全チャネルで統一します。横浜市の住所は「神奈川県横浜市西区高島2-10-13」のような形ですが、丁目・番地をハイフンで書くか漢字で書くか、ビル名を入れるかどうかで表記がぶれがちです。自社サイト、Googleビジネスプロフィール、各種ポータル、SNS、名刺で表記を揃えておきます。具体的な進め方はローカルSEOで解説しています。
AI検索で地域情報がどう扱われるかを前提に置く
AI Overviewsや生成AIの回答では、地域名を含む質問に対して、まとめサイトやポータル、口コミサイト、行政・業界団体のページといった第三者情報が引用されやすい傾向があります。自社サイトだけを整えても、AIの回答に自社が登場しないという状況が起こり得ます。
対策としては、自社サイトの情報(所在地、サービス内容、料金、対応エリア)を明確な文章で書き、LocalBusiness系の構造化データで機械が読める形にすることが土台になります。加えて、業界団体や地域の信頼できる媒体に正確な情報が掲載されている状態を作ること、口コミサイトの情報が古くないかを定期的に確認することが実務的です。この領域の考え方はGEO・AI検索対策で整理しています。
よくある質問
横浜市の会社に頼むべきですか、東京の会社でもいいですか
判断基準は「対面の必要度」と「求める専門性の深さ」です。区や駅ごとの商圏事情を踏まえた地域施策が中心で、定期的に顔を合わせて進めたいなら市内の会社が向いています。一方、業種特化の深い知見や大規模サイトのテクニカル対応、AI検索を含む新領域への対応力が必要なら、拠点の場所より実績と専門性で選ぶべきです。横浜は東京に隣接しているため、東京の会社に依頼しても移動負担は大きくありません。両方から見積もりを取り、提案内容で比べるのが現実的です。
「横浜 ○○」で1位になれば集客できますか
業種と立地によります。横浜駅周辺やみなとみらいに拠点があり、市外からも顧客が来る業態なら効果は大きいでしょう。しかし青葉区や栄区のような住宅エリアの店舗の場合、「横浜」で検索する人は横浜駅周辺を想定していることが多く、上位表示できても来店距離の問題で成果に結びつきにくいことがあります。自社の実際の来店範囲を確認し、区名・駅名・町名のキーワードを優先すべきケースは少なくありません。
費用はいくらから始められますか
公式サイトで金額を公開している会社を見ると、横浜市内では顧問・アドバイザー形式で月額5万円〜(エンカラーズ)、支援の最低予算で月額10万円〜(delta)という水準が確認できます。単発の相談なら55,000円(Law’z、90分)という選択肢もあります。全国対応の大手では月額40万〜70万円の帯が中心です。予算が限られている場合は、まず単発の診断で課題を洗い出し、優先順位を決めてから継続契約に進むのが無駄が少ない進め方です。
SEOとMEO(Googleビジネスプロフィール対策)はどちらを先にやるべきですか
来店型・訪問型のビジネスで、まだGoogleビジネスプロフィールを整備していないなら、そちらが先です。着手のコストが低く、地図枠は検索結果の上部に表示されるため反応が早く出ます。そのうえで、比較検討段階の検索(「○○ 費用」「○○ 選び方」など)を取るためにサイト側のコンテンツを整えていく順序が効率的です。BtoBや全国向けの商材の場合は、この優先順位は逆になります。
区ごとにページを作れば上位表示できますか
中身が伴えば有効ですが、地名だけを差し替えたページの量産は逆効果になり得ます。実際の対応実績、その区の駅名・町名レベルの具体的な対応範囲、アクセス方法、担当者情報といった固有の中身を書けるエリアだけに絞ってください。18区すべてを作る必要はまったくありません。3〜5区の充実したページのほうが、18区の薄いページより成果が出ます。
まとめ
横浜市でSEO会社を選ぶ際に最も重要なのは、「横浜市」という単位で考えるのをやめることです。都心・オフィス型(西区・中区)、住宅・生活圏型(青葉区・港北区・戸塚区など)、工業・物流型(鶴見区・金沢区など)で狙うキーワードの粒度も、優先すべき施策もまったく違います。自社がどの型に属するかを先に決めてから会社を探すと、提案の良し悪しが判断できるようになります。
この記事では、公式サイトで所在地が横浜市内であることを確認できた7社(SEO GEEKS、Piftee、エンカラーズ、ハマ企画、Law’z、delta、YTC・PLUS)と、全国対応の5社(ウィルゲート、ナイル、PLAN-B、ipe、デジタルアイデンティティ)を紹介しました。掲載順は序列ではなく、どの会社が自社に合うかは狙う検索の型と必要な対面性で変わります。
横浜市内の会社のうち、Law’z、Piftee、エンカラーズ、deltaは料金の一部または全部を公式サイトで公開しており、予算感を事前に把握できます。SEO GEEKS、ハマ企画、YTC・PLUSは料金の記載がなく、問い合わせベースです。複数社に同じ質問(狙うべきキーワードの粒度、成果の定義、レポートの内容、契約期間)を投げて、回答の具体性で比較してください。順位保証をうたう会社は避け、問い合わせ数や受注数まで含めた指標で合意することが、横浜のように競合が厚い商圏では特に重要になります。







