何が起きたか:AI Overviewsに「文字数カウンター」ウィジェットが出現
Search Engine RoundtableのBarry Schwartz氏が2026年9月7日に報じたところによると、Googleは現在、文字数カウンターのWebサイトを探すような検索に対して、AI Overviews内にインタラクティブなウィジェットを表示するようになっています。記事は次のように伝えています。
Google will now give you an interactive widget within AI Overviews for when you are looking for a simple character counter website. Websites that offer character counting service features are in trouble.
日本語にすると「Googleは現在、シンプルな文字数カウンターのWebサイトを探しているときに、AI Overviews内でインタラクティブなウィジェットを提供するようになった。文字数カウントのサービス機能を提供しているWebサイトは苦境に立たされている」という内容です。
記事はさらに、「character counter」というキーワードのバリエーションで検索すると、Google AI Overviewsが「interactive Character Counter(インタラクティブなCharacter Counter)」ウィジェットを読み込むようになっていると説明しています。記事には、この機能が実際に動作している様子を示すGIFと、機能を示す静止画のスクリーンショットが添えられています。
見つけたのは誰か:Damir B氏の発見とコメント
この変化を最初に見つけたのはDamir B氏で、X上でSchwartz氏に伝えたと記事は説明しています。Damir B氏は次のように述べています。
wordcounter. net and other similar sites are going to suffer heavily from this.
日本語にすると「wordcounter.netや、その他の類似サイトは、これによって大きな打撃を受けることになるだろう」という内容です。記事はこの発言をDamir B氏によるものとして紹介しており、Google公式のコメントとしては扱っていません。
なお、記事の末尾にはXでのフォーラム議論へのリンクも添えられていますが、その議論の具体的な内容は(出典では)明示されていません。
過去にも繰り返されてきたパターン:天気・辞書・映画・テレビ番組・絵文字
Schwartz氏は記事の中で、今回の文字数カウンターウィジェットについて、Googleがこれまでにも繰り返してきたパターンの一つだと位置づけています。同氏は次のように述べています。
I mean, we've seen this over and over again - from weather results, dictionary results, movies, TV shows, emojis and so on. Google will just give people the answer in the search results, making the website options obsolete.
日本語にすると「これまでも何度も見てきたことだ――天気の結果、辞書の結果、映画、テレビ番組、絵文字などから。Googleは検索結果の中で人々に答えをそのまま提供するだけであり、それによってWebサイトという選択肢を過去のものにしてしまう」という内容です。Schwartz氏はここで、天気・辞書・映画・テレビ番組・絵文字の5つを具体例として挙げており、文字数カウンターもこの延長線上にある動きだという見立てを示しています。
何が明示されていないか
記事は、文字数カウンターウィジェットが表示されるようになったこと、それが「character counter」のバリエーション検索で読み込まれること、Damir B氏がこれを発見したこと、そしてSchwartz氏が過去の類似事例と結び付けてコメントしていることを伝えています。一方で、この機能がいつから展開されているのか、どの国や言語の検索が対象なのか、Google側からの公式な発表があったのかどうかについては、(出典では)明示されていません。日本語の「文字数カウント」といったクエリで同様の挙動が起きるのかどうかについても、記事の中では触れられていません。
現場への意味(編集部の見解)
ここからは、報道内容を踏まえた編集部の整理です。文字数カウンターのような単機能のツールを提供するサイトは、検索意図が非常に明確であるぶん、AI Overviews側で完結させやすい対象だといえます。今回のケースでDamir B氏がwordcounter.netのようなサイトへの打撃を予想しているように、検索結果の中で答えが完結してしまえば、ユーザーがサイトを訪問する理由そのものが失われるおそれがあります。
Schwartz氏が挙げている天気・辞書・映画・テレビ番組・絵文字といった過去の事例を踏まえると、Googleが検索結果内で答えを完結させる対象は、これまでも段階的に広がってきたと捉えられます。単機能のツールや、検索結果内で完結しやすい情報を主なコンテンツとしているサイトほど、同様の変化の影響を受けやすい可能性があります。実務上は、単純な計算や変換、カウントのようなツール単体への依存度を見直し、ツールの前後に専門的な解説やユースケースといった、検索結果内では代替されにくいコンテンツを合わせて提供できているかを点検しておくとよいでしょう。ただし、今回の変化の対象範囲や展開状況について出典が明示していない以上、断定的な対策を急ぐ前に、自社の対象キーワードで実際の検索結果がどう表示されているかを確認することが優先されます。
まとめ
・Search Engine RoundtableのBarry Schwartz氏が2026年9月7日、Googleが文字数カウンター検索に対してAI Overviews内にインタラクティブなウィジェットを表示するようになったと報じた
・「character counter」のバリエーション検索で、Google AI Overviewsが「interactive Character Counter」ウィジェットを読み込むようになっている
・この変化はX上でDamir B氏が発見し、Schwartz氏に伝えた
・Damir B氏は「wordcounter.netや、その他の類似サイトは、これによって大きな打撃を受けることになるだろう」とコメントしている
・Schwartz氏は、天気・辞書・映画・テレビ番組・絵文字の検索結果でも同様のことが繰り返されてきたと指摘し、Webサイトという選択肢が過去のものになりつつあると述べている
・展開時期や対象国・言語、Google公式の発表の有無については(出典では)明示されていない
よくある質問
Q1: AI Overviewsの文字数カウンターウィジェットは、どんな検索で表示されますか?
記事によれば、「character counter」というキーワードのバリエーションで検索すると、Google AI Overviews内に「interactive Character Counter」ウィジェットが読み込まれるようになっています。対象となる国や言語、日本語の「文字数カウント」といったクエリで同様の挙動が起きるかどうかは(出典では)明示されていません。
Q2: この変化は誰が、どのように見つけましたか?
X上でDamir B氏がこの表示を見つけ、Search Engine RoundtableのBarry Schwartz氏に伝えたと記事は説明しています。記事にはこの機能が動作する様子を示すGIFと静止画のスクリーンショットが添えられていますが、Google自身がこの機能について公式に発表したかどうかは(出典では)明示されていません。
Q3: 文字数カウンター以外にも、同じような事例はありますか?
あります。Schwartz氏は、天気の結果、辞書の結果、映画、テレビ番組、絵文字などの検索でも、Googleが検索結果内で答えをそのまま提供し、Webサイトという選択肢を過去のものにしてきたと述べています。今回の文字数カウンターも、その延長線上にある動きとして紹介されています。
出典:Google AI Overviews Get A Character Counter Tool(Search Engine Roundtable、Barry Schwartz氏、2026年9月7日)https://www.seroundtable.com/google-ai-overviews-character-counter-42026.html