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Google Ads、AI画像生成に「参照画像アップロード」機能を追加――商品・人物・背景画像でスタイル指定が可能に【2026年7月】

Google Ads、AI画像生成に「参照画像アップロード」機能を追加――商品・人物・背景画像でスタイル指定が可能に【2026年7月】

Google Adsの広告作成画面で、AIによる画像生成機能に新たに「参照画像のアップロード」に対応するオプションが追加されたと、海外の検索マーケティング専門メディアSearch Engine Roundtable(SERT)が報じています。広告に画像を追加する操作画面の「Generated(生成)」セクション内に、商品・人物・背景・参考画像をアップロードしてスタイルを指定できる任意の項目「Add images (optional)」が新設されたというもので、Arpan Banerjee氏がXに投稿したスクリーンショットによって明らかになりました。Google AdsのAI画像生成は2024年の導入、2025年頃の人物・顔解禁に続く更新であり、テキストに加えて画像でもスタイルを指定できるようになる点は、広告クリエイティブを運用する担当者にとって見逃せない変化だといえます。

何が起きたか:Google Ads画像生成に「参照画像アップロード」の新機能

海外メディアの報道によれば、「Google Adsは、広告プラットフォーム内でAI生成画像を作成する際に画像をアップロードできる機能を広告主に提供した(“Google Ads has given advertisers the ability to upload an image when creating AI-generated images within the ad platform.”)」とされています。アップロードされた画像については、「アップロードされた画像は、意図するスタイルの画像をAIが生成する際の手がかりとして使われる(“The uploaded image is used to help the AI generate an image in the style you are looking for.”)」と説明されています。

この機能は、生成したい画像の内容をテキストで説明する既存の操作に置き換わるものではなく、「これはテキストで画像の見た目を説明することに加えて提供されるものだ(“This is in addition to describing with text what you want the image to look like.”)」とされています。テキストのみでスタイルを言語化していた従来の方法に、画像による具体的な指定という選択肢が加わった形になります。

詳細:「Generated」セクション内の任意項目「Add images (optional)」

報道によると、この新機能は「広告に画像を追加する操作の’Generated’セクション内にある、’Add images (optional)’という名称の新しい任意項目(“this new optional section in the ‘Generated’ section of adding images to your ads named ‘Add images (optional).'”)」として実装されています。項目名が示すとおり、この画像アップロードは必須ではなく任意(オプション)の操作として位置づけられています。

項目の説明文には次のように記載されています。「商品・人物・背景の画像や、意図したスタイルに合わせるための参考画像を追加してください(“Add images of products, people, backgrounds or reference images to match your intended style.”)」。この一文からは、アップロード対象として想定されている画像の種類が、商品(products)・人物(people)・背景(backgrounds)・参考画像(reference images)の4種類であることが読み取れます。アップロード可能な枚数や対応フォーマットなど、それ以上の技術的な仕様は現時点の報道では明らかにされていません。

背景:2024年のAI画像生成導入から2025年の人物・顔解禁まで

「Google Adsは2024年にAI画像生成機能を初めて導入した(“Google Ads first added AI-generated image creation back in 2024”)」と報じられています。この時点でのAI画像生成は、テキストでの指示のみに基づいて画像を生成するものであったとみられます。

その後、「その1年後に人物や顔の生成を解禁した(“then enabled people and faces a year later”)」とされています。生成AIによる人物・顔の描写は、なりすましや誤情報のリスクと結びつきやすい領域であり、多くのプラットフォームが慎重に段階を踏んで機能を解禁してきた経緯があります。Google Adsが人物・顔の生成を後から解禁したという今回の報道内容も、そうした慎重な機能拡張の流れに沿ったものと捉えられます。

今回の参照画像アップロード機能は、2024年のAI画像生成導入、2025年頃の人物・顔解禁に続く、3段階目の機能拡張として位置づけることができます。

発見の経緯:Arpan Banerjee氏のX投稿

この新機能は、「Arpan Banerjee氏がXにこのスクリーンショットを投稿したことで見つかった(“This was spotted by Arpan Banerjee who posted a screenshot of this on X”)」と報じられています。報道内容からは、Googleがこの機能追加について公式なアナウンスを行ったかどうかは確認できず、SNS上の投稿を通じて広告運用者の間に広まった形だとみられます。

Google Adsの管理画面は、公式なリリースノートを伴わずに新しいUI要素が段階的に表示されるようになる、いわゆる緩やかなロールアウト(段階的展開)が行われることが少なくありません。今回の「Add images (optional)」も、そうした形で一部のアカウントから先行して表示されている可能性があり、自社のアカウントで同様の項目が表示されるかどうかは、実際に広告作成画面を確認しないと分からない状況です。

実務への影響:ブランドのトーン&マナー統制とクリエイティブ量産

広告運用者にとって、この機能が持つ意味は大きく2つに整理できます。1つは、ブランドのトーン&マナー(トンマナ)を保ったままAI画像生成を活用しやすくなる点です。従来のテキストのみによるスタイル指定では、色味や質感、構図といった細かいニュアンスを言語化しきれず、ブランドガイドラインに沿わない画像が生成されてしまうケースが起こりえました。参考画像をアップロードできるようになったことで、既存のブランドアセットや過去の広告クリエイティブを手がかりに、より一貫性のある画像を生成しやすくなると考えられます。

もう1つは、商品画像を起点にしたクリエイティブのバリエーション量産という観点です。「商品・人物・背景の画像」をアップロードできる仕様である以上、手持ちの商品写真を参照画像として使い、背景や構図の異なるバリエーションをAIに生成させるという運用が想定されます。複数パターンの広告クリエイティブをテストしたいものの、撮影リソースが限られている事業者にとっては、クリエイティブ制作の選択肢を広げる要素になり得ます。

なお、今回の報道内容には、この機能がどの広告フォーマット(検索広告・ディスプレイ広告・Performance Maxなど)で利用できるかについての言及はなく、対応範囲は明示されていません。

今日からできる確認手順

まず、自社のGoogle Ads管理画面で、広告に画像を追加する操作画面を開き、「Generated(生成)」セクション内に「Add images (optional)」という項目が表示されているかどうかを確認することが第一歩です。表示されている場合は、実際に商品画像やブランドの参考素材をアップロードし、テキストのみでスタイルを指定した場合の生成結果と比較してみると、活用の余地が具体的に見えてきます。

あわせて、社内のクリエイティブガイドライン(ロゴの使用範囲、配色、トンマナなど)を確認し、AI生成画像の参照素材として利用してよい画像とその範囲を事前に整理しておくと、運用担当者ごとに判断がぶれるリスクを減らせます。Google Ads内のAI画像生成機能に関するポリシーやヘルプページも、人物・顔の生成に関する制限を含めて最新の内容を確認しておくとよいでしょう。この項目は一部のアカウントから段階的に表示されている可能性があるため、現時点で表示されていない場合も、今後の管理画面の更新を定期的に確認しておくことをおすすめします。

所感

Scale Basics編集部としては、今回の機能追加は、AI画像生成が「テキストで指示する道具」から「手持ちの素材を活かしてスタイルを再現する道具」へと一歩進んだ変化として捉えるべきだと考えています。とりわけ、商品画像を参照素材として使えるようになった点は、撮影コストをかけずに広告クリエイティブのバリエーションを増やしたい事業者にとって、実務上のメリットが大きい部分です。

一方で、今回の報道内容だけでは、アップロードした画像の著作権・肖像権の取り扱いや、生成結果に対するGoogleの審査基準がどう変わるかまでは分かりません。特に人物の参照画像をアップロードする運用を検討する場合は、実際に生成された広告クリエイティブがGoogle Adsの広告ポリシーに沿っているかを、通常の広告審査と同様に個別に確認する姿勢が引き続き必要だと考えます。まずは自社アカウントでこの項目が表示されるかを確認し、表示されていれば小規模なテストから試してみることを推奨します。

まとめ

・Google Adsは、AI画像を生成する際に画像をアップロードできる新機能を追加し、アップロードした画像は生成する画像のスタイルを指定する手がかりとして使われる

・広告に画像を追加する画面の「Generated(生成)」セクション内に、「Add images (optional)」という任意の新項目として実装されている

・アップロード対象として、商品・人物・背景の画像や、意図したスタイルに合わせるための参考画像が想定されている

・Google AdsのAI画像生成機能は2024年に導入され、その約1年後に人物・顔を含む画像生成が解禁されており、今回の機能はその延長線上に位置づけられる

・この機能はArpan Banerjee氏がXに投稿したスクリーンショットによって明らかになったもので、Google公式のアナウンスの有無は今回の報道内容からは確認できない

よくある質問

Q1: 今回Google Adsに追加された新機能とは何ですか?

海外メディアの報道によれば、Google Adsは広告プラットフォーム内でAI画像を生成する際に、画像をアップロードできる新機能を追加しました。アップロードした画像は、広告主が求めるスタイルの画像をAIが生成する際の手がかりとして使われるとされており、テキストで内容を説明する既存の操作に加えて利用できます。

Q2: アップロードできる画像にはどのような種類が想定されていますか?

新しく追加された「Add images (optional)」という項目の説明文には、「商品・人物・背景の画像や、意図したスタイルに合わせるための参考画像を追加してください」と記載されています。商品・人物・背景・参考画像の4種類が想定されていますが、アップロード可能な枚数など、それ以上の詳細は現時点の報道では明らかにされていません。

Q3: この機能はいつから使えるようになったのですか?

具体的な提供開始日は今回の報道では明示されていません。Arpan Banerjee氏がXに投稿したスクリーンショットによってこの機能の存在が明らかになったもので、Google AdsのAI画像生成機能自体は2024年に導入され、その約1年後に人物・顔を含む生成が解禁された経緯があります。

出典:Search Engine Roundtable(SERT)https://www.seroundtable.com/google-ads-ai-generated-images-upload-image-41766.html

scale-basics編集部
監修

scale-basics編集部

SEO・AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)・Web制作の最前線で活動する専門チーム。テクニカルSEOからコンテンツ戦略、データ分析まで幅広い実務経験をもとに、最新のナレッジと実践的なノウハウを発信しています。

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