何が変わったのか
Google画像検索は誕生から25年の節目を迎え、トップページのデザインを一新しました。従来はほぼ検索ボックスだけのシンプルな画面でしたが、新デザインでは画像ギャラリーが前面に配置され、検索バーはページ上部に移動しています。
Googleは「Web全体から集めた画像による、ダイナミックで没入感のある閲覧型のギャラリーを備えた、まったく新しいGoogle画像検索のホームを導入する。これはリアルタイムで更新され、ユーザーそれぞれの興味に合わせてインテリジェントに最適化される」と説明しています。上部の検索バーには、従来のトップページが持っていた機能がそのまま備わっています。
コレクション(保存)機能との連携
新しいトップページは、閲覧や保存の行動と連動します。Googleは「アイデアを閲覧してコレクションに保存すると、それらがメインギャラリーの上にタブとして表示され、自分の興味に応じて簡単に探索を再開できる」と述べています。ユーザーの関心に沿って画像を提示し、探索を促す設計です。
展開は今後数週間かけて、米国・英語・デスクトップから始まります。利用にはGoogleアカウントへのサインインが必要です。日本語・日本での提供時期は今回の発表内では示されていません。
25年の歩みも公開
Googleは画像検索25年の歴史も紹介しました。GoogleのRajan Patel氏が挙げた主な節目は次のとおりです。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 2001 | J.Loのグリーンのドレスを見たいという需要から、Google画像検索が誕生 |
| 2011 | 画像による検索(Search by Image)で、キーワード入力なしの検索が可能に |
| 2018 | Lensがスマホのカメラを検索窓に |
| 2022 | マルチ検索(Multisearch)で画像+テキストの組み合わせ検索 |
| 2024 | かこって検索(Circle to Search)でAndroid画面上のものを検索 |
| 2025 | 検索のAI Modeが画像・テキスト・音声・動画のマルチモーダルに |
| 2026 | 閲覧型の新ホーム、検索での画像生成など |
SEO担当者はどう捉えるか
整理しておきたいのは、これは検索順位を上下させるアルゴリズム変更ではなく、画像検索の「入り口(トップページ)のUI変更」だということです。順位変動と混同する必要はありません。一方で、画像検索の体験がギャラリー中心の閲覧型に変わることは、ユーザーの回遊のされ方に影響し得ます。画像経由の流入を持つサイトは、alt属性・ファイル名・構造化データ・周辺テキストといった画像SEOの基本を整え、自社画像が発見・保存されやすい状態を保つことが引き続き重要です。まずは米国・英語圏での展開後に、画像検索経由のトラフィックの変化を観測しておくとよいでしょう。
まとめ
・Google画像検索が25周年で、トップページをギャラリー形式に刷新した。
・検索ボックス中心から、Web上の画像を並べた閲覧型ギャラリー+上部の検索バーへ。
・閲覧・保存に応じてコレクションのタブが表示され、探索を促す設計。今後数週間かけて米国・英語・デスクトップから展開(要サインイン)。
・これは順位アルゴリズムではなくUI変更。画像SEOの基本を整え、経由トラフィックの変化を観測したい。
よくある質問
Q1: これは画像検索の順位が変わるという話ですか?
いいえ。今回はGoogle画像検索のトップページ(入り口)のUIをギャラリー形式に刷新したもので、検索順位のアルゴリズム変更ではありません。順位変動とは切り分けて捉えてください。
Q2: いつ、どこで使えますか?
今後数週間かけて、米国・英語・デスクトップから展開されます。利用にはGoogleアカウントへのサインインが必要です。日本語・日本での提供時期は、今回の発表内では明示されていません。
Q3: 画像SEOで今やるべきことは変わりますか?
基本方針は変わりません。alt属性・ファイル名・構造化データ・画像周辺のテキストを整え、自社画像が発見・保存されやすい状態を保つことが引き続き重要です。展開後は画像検索経由のトラフィックの推移を観測しましょう。
出典:Google Image Search Home Page Adds Image Gallery(Search Engine Roundtable、2026年7月15日)https://www.seroundtable.com/google-image-search-home-page-gallery-41679.html