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Google、レビュースニペットの構造化データに「やらせ・未開示の謝礼レビュー」の記載禁止を明記【2026年7月】

Google、レビュースニペットの構造化データに「やらせ・未開示の謝礼レビュー」の記載禁止を明記【2026年7月】

Googleがレビュースニペット(review snippet)の構造化データマークアップに関するガイドラインドキュメントを更新し、やらせのレビューや、謝礼を受けていることを開示していないレビューを、ページ本文・構造化データマークアップのいずれにも含めてはならないと明記したと、Search Engine Land(Barry Schwartz氏、2026年7月24日午前11時10分付)が報じています。

何が変わったのか

Search Engine Landによると、Googleはレビュースニペットの構造化データマークアップに関するドキュメントに新しいガイドラインを追加しました。レビュースニペットとは、リッチリザルトやGoogleナレッジパネルに表示されることのある、短い抜粋やレーティング(複数のレビュアーからの評価を組み合わせた平均値であることが多い)を指します。今回追加されたガイドラインの文言(原文)は次のとおりです。

「Don’t include fake or undisclosed incentivized reviews on your page or in your structured data markup.(やらせのレビューや、未開示の謝礼レビューを、ページにも構造化データマークアップにも含めないでください。)」

禁止対象となるレビューの具体例

Googleは、禁止対象となるレビューの例として、以下を挙げています(原文)。

  • “Reviews that aren’t based on a genuine experience of a product or service”(製品やサービスの実際の利用経験に基づいていないレビュー)
  • “Reviews written in exchange for a benefit (such as money, discounts, vouchers, or free products) that don’t clearly and prominently disclose the incentivization”(金銭、割引、クーポン、無料の製品などの見返りと引き換えに書かれ、かつその見返りを明確かつ目立つ形で開示していないレビュー)

このガイドラインは、Googleのレビュースニペット構造化データガイドライン(developers.google.com/search/docs/appearance/structured-data/review-snippet#guidelines)に記載されています。

サイト運営者が取るべき対応

Search Engine Landは、サイト運営者に向けた実務上の対応として、次のような点を挙げています。

  • 既存のレビューを、このガイドラインに準拠しているかどうか点検すること
  • 未開示の謝礼によって得られたレビューや、実際の利用経験に基づかないレビューを削除すること
  • 謝礼を伴うレビューについては、その謝礼の存在を明確かつ目立つ形で開示し、レビュースニペットのリッチリザルト表示の対象であり続けられるようにすること

なぜ重要か・SEO実務への影響

レビュースニペットは、検索結果上での星評価表示など、クリック率に直結しやすい要素です。今回のガイドライン更新は、レビューの「内容」だけでなく、そのレビューがどのように収集されたか(謝礼の有無・開示の有無)まで構造化データの適格性判断の対象になることを明確にしたものです。ECサイトや店舗系のビジネスで、キャンペーンとしてレビュー投稿に謝礼(割引やクーポンなど)を提供しているケースは少なくないため、開示の有無を今一度確認しておく必要があります。

所感

Scale Basics編集部としては、今回のガイドライン明文化は、これまで暗黙的に運用されていた基準を明確化したものであり、驚くべき方針転換というよりは既存の考え方の再確認だと受け止めています。とはいえ、明文化されたことで、Googleがレビュースニペットの適格性審査においてこの観点をより厳格にチェックする可能性は高まったと考えられます。謝礼付きレビューキャンペーンを運用している事業者は、この機会に開示表示の運用ルールを見直しておくのが賢明でしょう。

まとめ

・Googleがレビュースニペットの構造化データガイドラインを更新し、やらせレビューや未開示の謝礼レビューをページ本文・構造化データの両方に含めないよう明記した

・禁止対象は、実際の利用経験に基づかないレビューと、金銭・割引・クーポン・無料製品などの見返りと引き換えに書かれ、その見返りを明確かつ目立つ形で開示していないレビュー

・サイト運営者は既存レビューを点検し、違反するレビューの削除や、謝礼の開示表示の徹底が求められる

よくある質問

Q1: 謝礼を提供してレビューを集めること自体が禁止されたのですか?

いいえ。禁止されているのは、謝礼を提供したことを「明確かつ目立つ形で開示していない」レビューです。謝礼付きレビューであっても、その事実を明確に開示していれば、このガイドラインには違反しません。

Q2: このガイドラインに違反するとどうなりますか?

Search Engine Landが報じた内容では、違反した場合の具体的なペナルティまでは明記されていませんが、レビュースニペットのリッチリザルト表示の対象として適格でなくなる可能性があるため、既存レビューの点検と削除・開示対応が推奨されています。

出典:Google says don’t include fake or undisclosed incentivized reviews in review snippet structured data(Search Engine Land、2026年7月24日)https://searchengineland.com/google-says-dont-include-fake-or-undisclosed-incentivized-reviews-in-review-snippet-structured-data-483456

scale-basics編集部
監修

scale-basics編集部

SEO・AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)・Web制作の最前線で活動する専門チーム。テクニカルSEOからコンテンツ戦略、データ分析まで幅広い実務経験をもとに、最新のナレッジと実践的なノウハウを発信しています。

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