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Performance Maxに「世帯収入」除外機能、キャンペーン単位のオーディエンス制御が拡大【2026年7月】

Performance Maxに「世帯収入」除外機能、キャンペーン単位のオーディエンス制御が拡大【2026年7月】

Google Performance Max(PMax)キャンペーンで、キャンペーン単位の「世帯収入」除外機能が確認されたと、Search Engine Land(Anu Adegbola氏、2026年7月24日付)が報じています。Paid Search領域の専門家であるThomas Eccel氏がLinkedIn上でこの機能を発見・共有したもので、PMax特有の自動最適化を維持したまま、特定の収入セグメントを除外できる点が特徴とされています。

何が確認されたのか

Search Engine Landによると、Googleは現在、Performance Maxキャンペーンにおいて、キャンペーンレベルで世帯収入セグメントを除外できる機能をロールアウトしている可能性があるとされています。この機能を最初に発見・共有したのは、Paid Searchの専門家であるThomas Eccel氏で、LinkedIn上での投稿がきっかけとなって注目を集めました。なお、この時点でGoogleからの公式な発表・コメントは確認されていません。

除外可能な世帯収入ティア

Search Engine Landが報じている、確認された除外可能な世帯収入ティアは次の通りです。

  • 上位10%の世帯収入(Top 10% of household income)
  • 11〜20%
  • 21〜30%
  • 31〜40%
  • 41〜50%
  • 下位50%(Lower 50%)
  • 不明な世帯収入(Unknown household income)

これまでPMaxでは、こうした収入セグメント単位でのオーディエンス除外という粒度の細かい制御は基本的に用意されていませんでした。今回確認された機能は、PMaxの自動最適化を維持しながら、キャンペーン単位でオーディエンスをコントロールできる点が特徴とされています。

想定される活用シーン

記事内でThomas Eccel氏は、次のように述べています(原文引用)。

「Household income exclusions could help advertisers in industries where income is a strong purchase signal such as luxury goods, financial services, automotive, or premium home services, better align campaign delivery with their target audience.(世帯収入による除外は、収入が購買行動の強いシグナルとなる業界、例えば高級品、金融サービス、自動車、プレミアムな住宅関連サービスなどの広告主にとって、キャンペーンの配信をターゲットオーディエンスに合わせやすくする助けとなり得る)」

一方で、価格訴求型・バリュー志向のブランドにとっては、逆に高収入セグメントを除外するという使い方も想定されるとされています。

なぜ重要か・実務への影響

Performance Maxは、Google広告の中でも自動化の度合いが高く、広告主が細かいオーディエンス制御を行いにくいキャンペーンタイプとされてきました。今回確認された世帯収入による除外機能が正式に展開されれば、PMaxの自動最適化のメリットを保ったまま、より精度の高いオーディエンス設計が可能になるとされています。特に、収入水準が購買決定に強く関わる高級品・金融・自動車・プレミアム住宅関連サービスなどの業種にとっては、無駄配信を減らす選択肢として有用と考えられます。

所感

Scale Basics編集部としては、PMaxはその自動化の強さゆえに「ブラックボックス化」が指摘されがちなキャンペーンタイプであり、世帯収入による除外という粒度の細かいコントロールが加わることは、広告主にとって歓迎すべき方向性だと捉えています。ただし現時点ではGoogleからの公式発表がなく、一部の広告主のアカウントで確認された段階の情報である点には留意が必要です。今後正式にロールアウトが発表された際には、実際にどこまで細かく除外設定が反映されるか、レポート上の透明性がどう変わるかを併せて確認していきたいところです。

まとめ

・Performance Maxキャンペーンで、キャンペーン単位の世帯収入除外機能が確認されたと、Search Engine LandがThomas Eccel氏の発見を基に報じている

・除外可能なティアは、上位10%、11〜20%、21〜30%、31〜40%、41〜50%、下位50%、不明な世帯収入の7区分

・高級品・金融サービス・自動車・プレミアム住宅関連サービスなど、収入が購買シグナルとなる業種での活用が想定されている

・記事執筆時点でGoogleからの公式なコメント・発表は確認されていない

よくある質問

Q1: 世帯収入の除外機能はすでに全ての広告主が使えますか?

Search Engine Landの記事執筆時点では、Thomas Eccel氏の発見に基づく報道であり、Googleからの公式な発表は確認されていません。段階的なロールアウトの途中である可能性があります。

Q2: どのような業種でこの機能の活用が想定されていますか?

記事では、収入が購買行動の強いシグナルとなる業界として、高級品、金融サービス、自動車、プレミアムな住宅関連サービスが挙げられています。一方で、価値訴求型のブランドが高収入セグメントを除外する使い方も想定されています。

出典:Household income exclusions spotted in Performance Max campaigns(Search Engine Land、2026年7月24日)https://searchengineland.com/household-income-exclusions-spotted-in-performance-max-campaigns-483494

scale-basics編集部
監修

scale-basics編集部

SEO・AI検索最適化(AIO/LLMO/GEO)・Web制作の最前線で活動する専門チーム。テクニカルSEOからコンテンツ戦略、データ分析まで幅広い実務経験をもとに、最新のナレッジと実践的なノウハウを発信しています。

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