この記事でわかること
SEOツールは、無料のSearch ConsoleとGA4を土台にし、足りない用途だけを有料ツールで補うのが基本です。料金は2026年10月11日に各公式ページで照合しました。
- 01最初に入れる無料ツールSearch Console・GA4・キーワードプランナー・PageSpeed Insightsなど7本。自サイトのデータはこれで足ります。
- 02無料で足りなくなる所競合サイトのデータ、長期の履歴、大量キーワードの順位監視。ここから有料ツールの出番です。
- 03有料ツールの入口価格順位チェックのGRCは月495円(税込)から、Ahrefsは月4,460円(税抜)から、SemrushはSEOプラン月139ドルから。
- 04国産統合型は見積もり制ミエルカSEO・TACT SEOは公式に金額の記載がなく資料請求。Keywordmapも事業会社向けは要問い合わせです。
- 05比較記事の価格に注意AIの概要の「Ahrefs 約15,000円〜」「TACT SEO 8万円〜」は公式表示と一致しません。必ず公式で確認を。
SEOツールとは?種類と無料・有料の違い
SEOツールとは、検索順位・キーワード・競合サイト・自サイトの技術的な問題を調べ、SEOの判断をデータで行うための道具です。最初にGoogle公式の無料ツールを入れ、足りない用途だけを有料ツールで補うのが基本の選び方です。
ツールを入れただけで順位が上がるわけではありません。ツールは「どのキーワードで何位にいるか」「どのページに問題があるか」を見える化するもので、改善の判断と作業は人が行います。何から手を付けるかはキーワード選定の手順のように、目的を決めてからツールを当てはめると迷いません。
SEOツールの7つの種類
SEOツールは、順位チェック、キーワード調査、コンテンツ最適化、被リンク・競合分析、サイト監査、アクセス解析、AI検索の可視性の7種類に分けると整理しやすくなります。
| 種類 | 主な用途 | この記事で紹介する代表例 |
|---|---|---|
| 順位チェック | 狙ったキーワードの検索順位を毎日記録する | GRC、Nobilista |
| キーワード調査 | サジェスト・関連語・検索ボリュームを調べる | ラッコキーワード、キーワードプランナー、Ubersuggest |
| コンテンツ最適化 | 上位ページと比べて記事に足りない要素を見つける | ミエルカSEO、TACT SEO、EmmaTools、Surfer SEO |
| 被リンク・競合分析 | 他社サイトの流入キーワードや被リンクを調べる | Ahrefs、Semrush、Majestic、Keywordmap |
| サイト監査 | リンク切れ・タイトル重複・リダイレクトなどを検出する | Screaming Frog、Ahrefs Webmaster Tools、PageSpeed Insights |
| アクセス解析 | 流入後の行動やコンバージョンを測る | Google Search Console、GA4、Microsoft Clarity |
| AI検索の可視性 | AI OverviewsやChatGPTなどで自社がどう表示されるかを追う | Search Consoleの生成AIレポート、各社のAI可視性機能 |
無料ツールと有料ツールの違い
無料ツールで足りなくなるのは、主に「競合サイトのデータ」「長期間の履歴」「大量キーワードの順位監視」の3つです。Search Consoleは自サイトの検索データを正確に見られますが、他社サイトの数字は見られません。競合の流入キーワードや被リンクを調べたい、数百〜数千のキーワードを毎日追いたい、という段階になったら有料ツールを検討します。
反対に、自サイトの表示回数・掲載順位・インデックス状況を知るだけなら、有料ツールより無料のSearch Consoleのほうが確かです。有料ツールの競合データは各社が独自に集めた推計値で、ツールによって数字が食い違います。
統合型(オールインワン)と特化型
統合型(オールインワン)は、キーワード調査・競合分析・被リンク・サイト監査・順位追跡を1つの契約でまとめて使えるタイプです。AhrefsやSemrush、国産ならミエルカSEOやKeywordmapが当たります。特化型は、順位チェックだけのGRCやNobilista、サイト監査だけのScreaming Frogのように、1つの用途に絞った分だけ安く使えます。
個人や小規模サイトは「無料ツール+特化型を1〜2本」、チームで多くのキーワードと競合を扱うなら「統合型を1本+特化型」という組み合わせが現実的です。統合型どうしの機能差を詳しく比べたい場合は、統合型SEOツール(Ahrefs・Semrush・国産)を詳しく比べた記事を参照してください。
失敗しないSEOツールの選び方(6つの比較軸)
SEOツールは「目的・料金の課金単位・無料枠・日本語対応・利用人数・AI検索への対応」の6つで比べると、契約後の「思っていたのと違う」を防げます。
目的(どの課題を解くか)を先に決める
目的が決まらないまま高機能なツールを契約すると、使わない機能に費用を払うことになります。「順位の推移を毎日見たい」なら順位チェックツール、「書く記事のテーマを探したい」ならキーワード調査ツール、「競合がなぜ上にいるか知りたい」なら競合分析ツール、というように課題から逆算します。課題がまだ言葉にできない段階なら、まず無料のSearch Consoleで現状を見るのが先です。
料金は「課金単位」まで比べる
SEOツールの料金は、額面だけでは比べられません。この記事で扱うツールだけでも、次の違いが混在しています。
- 通貨: Ahrefs・GRC・Nobilista・ラッコキーワードは円、Semrush・Majestic・Surfer SEOは米ドル、Screaming Frogは英ポンド
- 税: GRC・Nobilistaは税込、Ahrefsは税抜(消費税は別途)、Majesticは付加価値税を除外、多くの海外ツールは税表記なし
- 月額と年払い: Surfer SEOの表示価格は年払い時の月額、Screaming Frogは年額のみ、Majesticは月額と年払い総額の両方を表示
- 課金単位: Ahrefsは1ユーザー込みの組織単位で追加ユーザーは別料金、Screaming Frogは1ユーザーごとのライセンス、GRCは1台のPCごとのライセンス
見積もりを取るときは、「税込か税抜か」「何人まで使えるか」「月払いと年払いのどちらの金額か」の3点を必ずそろえて比べてください。
無料プラン・無料トライアルの有無と制限
無料で試せるかどうかはツールごとに大きく違います。2026年10月時点の公式ページでは、Ahrefsは、FAQの「割引や無料トライアルはありますか?」という質問に「当社では割引を提供しておりません。ただし、ウェブサイトの所有者であれば、 Ahrefs 無料版 に登録して、サイトエクスプローラーおよびサイト監査を一定回数まで無料で利用することができます。」と回答しており、有料プランの無料トライアルはなく、所有権を確認したサイト向けの無料版(Ahrefs Webmaster Tools)があります。Nobilistaは7日間の無料トライアルがありますが、トライアル中の計測は1位〜10位までです。ラッコキーワードは無料のフリープランがある一方、公式FAQで有料プランの「おためし期間はございません」と明記しています。Semrushは無料のFreeプランと7日間の無料トライアルの両方を用意しています。
日本語対応・国産か海外製か・サポート体制
国産ツール(GRC・Nobilista・ラッコキーワード・ミエルカSEO・Keywordmap・TACT SEO・EmmaTools)は、日本語の画面と日本語のサポートが前提です。ミエルカSEOのように、平日のオンラインMTGで操作をサポートすると公式に書いているツールもあります。海外製でも、Ahrefs・Semrush・Majesticは日本語版の料金ページを用意しています。一方、Surfer SEOやScreaming Frogの料金ページは英語で、価格もドル・ポンド建てです。日本語キーワードのデータの厚さはツールごとに違うため、無料枠やトライアルで自社のキーワードを実際に入れて確かめるのが確実です。
利用人数・同時ログイン・レポート機能
チームで使うなら、何人まで同時ログインできるか、ユーザー追加にいくらかかるかを確認します。Ahrefsは各プランに1ユーザーが含まれ、ライトプランは1人あたり月6,160円(税抜)で最大2人まで追加できます。Semrushの追加ユーザーは月45ドルからのアドオンです。ミエルカSEOのようにSEOレポートを自動作成できる機能(PPT版)があると、社内報告の手間が減ります。
AI検索(AI Overviews・ChatGPT等)の可視性を測れるか
2026年は、AI OverviewsやAI Mode、ChatGPTなどのAI検索で自社がどう表示されるかを測る機能(LLMO・GEO対策の計測)を各社が相次いで追加しています。Ahrefs・Semrush・Surfer SEO・ミエルカSEOは、料金ページや製品ページにAIのプロンプト追跡やAI Overviewsのレポートを載せています。詳しくは後半の「AI検索時代のSEOツール」で整理します。
なお、SEOツールにはデメリットもあります。費用が継続的にかかること、使いこなすまで学習コストがかかること、そして競合データはどのツールも推計値で、ツール間で数字が食い違うことです。数字そのものより「増えたか減ったか」の傾向を見る使い方が向いています。
SEOツール20選の料金・機能比較表【2026年10月時点】
この記事で紹介する20本の比較表です。料金は2026年10月11日に各公式料金ページを取得して照合した表示価格を、通貨・税表記ごとそのまま転記しています。独自の為替換算はしていません。
| ツール名 | 種類 | 無料枠・トライアル | 最安の有料プラン(2026年10月時点) | 日本語対応(画面・料金ページ) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Google Search Console | 検索パフォーマンス | 完全無料 | 有料プランなし | 未確認 | 表示回数・順位・インデックスの確認 |
| GA4 | アクセス解析 | 無料(有料版の360はこの記事の対象外) | 対象外 | 未確認 | 流入後の行動・成果の分析 |
| Googleキーワードプランナー | キーワード調査 | 無料(Google広告アカウントの設定が必要) | 有料プランなし | 日本語のヘルプあり(画面は未確認) | 検索ボリュームの目安 |
| Googleトレンド | 需要の推移 | 完全無料 | 有料プランなし | 未確認 | 季節性・話題性の確認 |
| PageSpeed Insights | 表示速度 | 完全無料 | 有料プランなし | 日本語の解説ページあり(画面は未確認) | Core Web Vitalsの確認 |
| Ahrefs Webmaster Tools | サイト監査・被リンク | 所有権を確認したサイトは無料 | 有料版はAhrefsの行を参照 | 日本語の公式ページあり(画面は未確認) | 自サイトの監査と被リンク確認 |
| Microsoft Clarity | ヒートマップ | 無料で無期限 | 有料プランなし | 日本語の価格ページあり(画面は未確認) | 流入後の行動把握 |
| GRC | 順位チェック | 無料版あり(項目数に制限) | ベーシック 495円/月(税込) | 国産・日本語 | 安価な日次の順位監視 |
| Nobilista | 順位チェック(クラウド) | 7日間無料(計測は1〜10位) | パーソナル 990円/月(税込・150キーワード) | 国産・日本語 | クラウドでの順位確認 |
| ラッコキーワード | キーワード調査 | フリープラン(週50クレジット) | エントリー 月払い1,320円/月・年払い7,920円/年(税込) | 国産・日本語 | サジェスト・関連語の一括取得 |
| Ubersuggest | キーワード・競合 | 月額プランに1回限り7日間 | Individual ¥4,599/月(月払い) | 料金ページは英語(円建て表示)・画面は未確認 | 入門向けの統合分析 |
| Ahrefs | 統合型(被リンク・競合) | 無料トライアルなし(無料版あり) | Starter ¥4,460/月(税抜) | 日本語の料金ページあり(画面は未確認) | 被リンク・競合分析 |
| Semrush | 統合型(SEO+AI検索) | Freeプラン・7日間無料 | SEO $139/月(月払い) | 日本語版の料金ページあり(ドル表示)・画面は未確認 | SEOとAI可視性の一元管理 |
| Majestic | 被リンク特化 | トライアル記載なし(7日間返金保証) | LITE $49.99/月(付加価値税別) | 日本語の料金ページあり(画面は未確認) | 被リンクの質の分析 |
| ミエルカSEO | 国産統合型・コンテンツSEO | 無料トライアルあり | 公式で非公開(資料請求) | 国産・日本語 | 伴走支援つきの内製化 |
| Keywordmap | 国産統合型・競合分析 | 7日間無料 | 事業会社向けは要問い合わせ(代理店向けは198,000円/月〜) | 国産・日本語 | 競合サイトの調査・分析 |
| TACT SEO | 国産コンテンツSEO | フリープラン(順位モニタリング10キーワード) | 公式で非公開(要問い合わせ) | 国産・日本語 | 記事作成と効果測定 |
| EmmaTools | 国産コンテンツSEO | 法人7日間・個人14日間の無料トライアル | 個人 for Personal ¥2,728/月(税込) | 国産・日本語 | 記事の品質チェックとAIライティング |
| Surfer SEO | コンテンツ最適化(海外製) | 「Start for Free」表示(日数の記載なし) | Discovery 49 USD/月(年払い時の月額) | 料金ページは英語・画面は未確認 | 英語記事の最適化 |
| Screaming Frog SEO Spider | サイト監査 | 無料版(1回のクロール500URLまで) | £199/年(1ユーザー) | 料金・製品ページは英語・画面は未確認 | 技術的なサイト監査 |
表の金額は2026年10月11日時点で各公式料金ページに表示されていた価格です。ラッコキーワードは税込(料金ページの見積シミュレーターで確認)。Semrush・Moz Pro・SE Ranking・Surfer SEO・Ubersuggest・Screaming Frog・Keywordmap・HubSpotは料金ページに税込・税抜の明記がありません。Moz Proの料金ページには取得時「Last chance to save up to 40% – ends today!」というキャンペーンのバナーが出ており、表示価格が通常価格かは判別できません。日本語対応の列は、保存した公式料金ページ(一部は製品ページ・ヘルプ)の言語で判定し、ツール画面の言語は確認していないため「画面は未確認」としています。前版で紹介していたMoz ProとSE Rankingは、20本に絞るため比較表から外し、AI可視性の節で料金と機能だけ扱います。
まず入れるべき無料SEOツール7選
最初に入れるのは、Google Search Console・GA4・キーワードプランナー・Googleトレンド・PageSpeed InsightsのGoogle公式5本と、Ahrefs Webmaster Tools・Microsoft Clarityの2本です。自サイトの検索データ、流入後の行動、技術的な問題までを無料で見られます。
Google Search Console
当サイトでは、Google Search Console(GSC)を画面とAPIの両方で使い、URL検査もAPIで行っています。GSCは、自サイトがどの検索キーワードで表示され、何位に出て、何回クリックされたかを、Googleのデータとして直接確認できる無料ツールです。インデックスの登録状況やURLごとの検査、Core Web Vitalsのレポートも同じ画面で見られます。
実例として、当サイトのこの記事自体のデータを開示します。2026年7月12日〜10月9日の90日間で、ページ全体は表示1157回・クリック0・平均44.5位でした。クエリ別では「seoツール 比較」が表示201回・平均54.9位、「seoツール おすすめ」が表示170回・平均63.4位です。表示はされているのに上位に届かずクリックが0、という状態がGSCなら数字で分かります。これが今回の書き直しのきっかけです。
GSCは画面だけでなくAPIでも使えます。当サイトではURL検査APIで全URLを検査して集計しており、インデックス登録は2026年7月20日の72/110URLから、9月5日には339/356URLまで増えたことを確認しました。当サイトは2026年7月20日に、ルートにあったNext.js製の教材サイトを撤去し、/blog/ 配下で運営していたWordPressのメディアをルートへ移しました(/blog/xxx/ → /xxx/。記事は移行前からWordPressです)。旧URLの転送は、2026年10月11日に移行前のサイトマップにあった68URLをcurlで検査したところ、カテゴリ一覧の8URLが転送漏れで404になっていたため同日に301を追加し、その後の再検査で66件が1回の301で移行先へ、2件はそのまま200で表示されることを確認しています(検査の詳細はWeb制作にSEOを組み込む方法で紹介しています)。設定から分析手順まではサーチコンソールの使い方完全ガイドで解説しています。
Googleアナリティクス(GA4)
GA4はGoogleが提供する無料のアクセス解析ツールです。ユーザーがどこから来て、サイト内でどう動き、問い合わせや購入に至ったかを分析できます。GSCが「検索結果の中で起きたこと」を見るツールなら、GA4は「サイトに来てから起きたこと」を見るツールです。両方をそろえると、検索での表示から成果までをつなげて把握できます。初期設定と見るべき指標はGA4の使い方と初期設定、2つを組み合わせた計測環境はSEO効果測定ツールの記事で解説しています。
Googleキーワードプランナー
Google広告のツールですが、SEOのキーワード調査にも使えます。キーワードの月間検索ボリュームの目安や、関連キーワードの候補を確認できます。利用にはGoogle広告のアカウントが必要で、Google広告ヘルプでは「お支払い情報を入力して、アカウント設定を完了する必要があります」と案内されています(2026年10月11日に公式ヘルプで確認)。表示される検索ボリュームは目安として扱い、Googleトレンドなどと組み合わせて判断してください。
Googleトレンド
キーワードの検索需要が時期によってどう動くかを、グラフで確認できるGoogleの無料ツールです。季節で需要が変わるキーワードの公開タイミングを決めたり、複数のキーワードの関心度を比べたり、地域ごとの関心の違いを見たりするのに向いています。検索ボリュームの絶対数ではなく相対的な推移を示すツールなので、ボリュームはキーワードプランナーなどと併用して確認します。
PageSpeed Insights(Lighthouse)
URLを入れるだけで、ページの表示速度とCore Web Vitals(LCP・INP・CLS)を確認できるGoogleの無料ツールです。Googleの説明では、PageSpeed Insightsは「Lighthouse を使用して、指定された URL をシミュレーションで分析」し、実際のユーザーのデータはChromeユーザーエクスペリエンス レポート(CrUX)に基づいています。つまりChromeの開発者ツールに入っているLighthouseと同じエンジンでのラボ計測に、実ユーザーのデータを加えて見られるツールです。応答性の指標INPは、web.devの解説(Interaction to Next Paint)で「An INP below or at 200 milliseconds means a page has good responsiveness」とされ、200ミリ秒以下が「良好」です。サイト全体の診断手順はSEOチェックツールとサイト診断の手順で扱っています。
Ahrefs Webmaster Tools(Ahrefs無料版)
Ahrefsが提供する無料版で、公式ページには「確認済みの所有権をもつウェブサイトは無料です」とあります。サイト監査では「170 以上の一般的な技術的およびページ上の SEO 的問題」をスキャンでき、認証済みプロジェクトごとに毎月5,000件のクロールクレジットが付与されます。被リンクとキーワードは一度に最大1,000件まで表示できます(2026年10月時点)。自サイトの被リンクをGSCとは別の角度で確認したいときに便利です。ただし見られるのは所有権を確認した自分のサイトのデータで、競合サイトの調査には有料版が必要です。
Microsoft Clarity
Microsoftの無料ヒートマップ・セッション録画ツールです。公式の価格ページには「無料で無期限」とあり、「トラフィックが制限に達したり、有料バージョンに強制的にアップグレードさせられたりすることはありません」と明記されています。検索から来たユーザーがページのどこまで読み、どこで離脱したかを確認でき、記事のリライト判断に役立ちます。導入手順はMicrosoft Clarityの使い方、有料ツールとの違いはヒートマップツール比較で解説しています。無料ツールの操作手順と各ツールの無料枠の上限は、無料SEOツール15選にまとめています。
【用途別】有料・無料枠つきSEOツール13選
ここからは、有料プランがあるツールを用途別に紹介します。料金はすべて2026年10月11日に各公式料金ページで確認した表示価格です。各ツールは「特徴・料金・無料枠・向いている人」の順に、要点だけをまとめています。
順位チェック(モニタリング)ツール
順位チェックツールは、狙ったキーワードの検索順位を毎日自動で記録し、推移を比べるためのツールです。「SEOモニタリングツール」とも呼ばれます。GSCの平均掲載順位は期間の平均値なので、特定キーワードの日ごとの動きを追うならGRCやNobilistaのような専用ツールが向いています。なお、Googleは2026年8月に検索結果のリンクを中継URL経由に変更しており、第三者の順位計測ツールへの影響に注意が必要とされています。
GRC
日本で広く使われている、パソコンにインストールして使う順位チェックツールです。無料版も配布されており、公式には「GRCは、無料でご利用いただけます」「GRC無料版には項目数に制限があります」と書かれています。ライセンスページの対応OS表記はWindowsですが、概要ページには「Mac でもご利用いただけます」として方法の案内があります。
- 料金(2026年10月時点・税込): ベーシック 495円/月、スタンダード 990円/月、エキスパート 1,485円/月、プロ 1,980円/月、アルティメット 2,475円/月。年払いはそれぞれ4,950円・9,900円・14,850円・19,800円・24,750円(「2ヶ月分お得」)
- 無料枠: 無料版あり(項目数に制限。具体的な上限値は公式ページに記載なし)
- 向いている人: 費用を抑えて日本語キーワードの順位を毎日追いたい個人・企業。ライセンスは1台のPCごとに必要です
Nobilista
ブラウザで使うクラウド型の順位チェックツールです。パソコンにソフトを入れて常時起動しておく必要がなく、Google・Yahoo!・Bingの順位を計測できます(Bingの新規利用は公式で休止中と案内)。
- 料金(2026年10月時点・税込): パーソナルプラン 990円/月(150キーワード)、ビジネスプランはキーワード数で9段階(200キーワード 1,290円/月〜1000キーワード 5,940円/月)、エンタープライズは要問い合わせ。なお料金ページには「2025年12月1日、価格改定を行う予定です」という告知が残っており、表示中の価格が改定前か改定後かはページの記載からは判別できません
- 無料枠: 7日間の無料トライアル(公式に「全てのお客様に7日間の無料トライアル」)。ただし「7日間無料トライアルのお客様は、1位〜10位までの計測」です
- 向いている人: パソコンを常時起動しておけない人、少ないキーワードから安く始めたい人
キーワード調査ツール
キーワード調査ツールは、サジェスト(検索候補)や関連キーワード、検索ボリュームをまとめて取得し、書く記事のテーマを決めるためのツールです。日本語のサジェストを大量に集めるならラッコキーワード、競合サイトの分析まで1つで試したいならUbersuggestが候補になります。
ラッコキーワード
日本製のキーワード調査ツールで、Googleのサジェストや関連キーワードを一括で取得できます。フリープランから始められ、足りなくなったら月額の有料プランに上げる使い方ができます。プランごとの違いとクレジットの仕組みはラッコキーワードの使い方と料金で詳しく解説しています。
- 料金(2026年10月時点・税込): エントリーは月払い1,320円/月・年払い7,920円/年(月あたり660円相当)、ライトは月払い1,980円/月・年払い11,880円/年(月あたり990円相当)、スタンダードは月払い4,950円/月・年払い29,700円/年(月あたり2,475円相当)。料金ページは年払いの表示が初期状態で、「¥660 /月」などの大きな数字は年払いを月割りした額です
- 無料枠: フリープランは週50クレジット(月曜0時リセット)。有料プランは公式FAQで「おためし期間はございません」
- 向いている人: 日本語でブログやオウンドメディアの記事を書く人。記事構成を考えるときのサジェスト収集に向いています
Ubersuggest
Neil Patel氏のSEOツールで、キーワード調査・競合分析・サイト監査・順位追跡を1つの画面で扱えます。前版では無料ツールに分類していましたが、公式の料金表にある無料枠は月額プランの7日間トライアルのため、今回から有料ツールとして紹介します。料金ページには無料アカウントの作成案内もありますが、無料アカウントでどこまで使えるかの上限は料金表に書かれていません。
- 料金(2026年10月時点・日本からの表示は円建て): 月払いは Individual ¥4,599/月、Business ¥7,699/月、Enterprise ¥15,599/月。年払いの表示は Individual ¥1,655/月(¥19,856を年額請求)などで、「5 months free」「Limited Offer」と期間限定の表示が付いています
- 無料枠: 公式FAQ「We offer a one-time 7-day free trial for monthly subscriptions.」=月額プランに1回限りの7日間トライアル。買い切り(Lifetime)は返金不可
- 向いている人: 統合型ツールを安く試したい初心者。年払いの価格はキャンペーン表示のため、申し込み時に画面の金額を確認してください
被リンク・競合分析ツール
被リンク・競合分析ツールは、競合サイトがどのキーワードで流入を得ているか、どこから被リンクを受けているかを調べるためのツールです。無料ツールでは見られない「他社のデータ」を扱えるのが最大の違いで、統合型のAhrefs・Semrushと、被リンクに特化したMajesticが代表です。
Ahrefs
被リンク分析と競合調査に定評のある統合型ツールです。日本語版の料金ページは円建て・税抜表示で、各プランに1ユーザーが含まれます。DR(ドメインレーティング)の読み方や機能ごとの使い方はAhrefsの料金・機能・DRの見方で解説しています。
- 料金(2026年10月時点・税抜): Starter ¥4,460/月、ライト ¥19,900/月、スタンダード ¥38,400/月、アドバンスド ¥68,900/月、エンタープライズ ¥230,900/月(年間契約が必要)。年間払いは「最大 17% を節約」の表示のみで、年額の総額は掲載なし
- 主な上限: ライトは5プロジェクト・追跡キーワード750・AIプロンプト5件、スタンダードは20プロジェクト・2,000・10件、アドバンスドは50プロジェクト・5,000・20件
- 無料枠: FAQ「割引や無料トライアルはありますか?」への回答は「当社では割引を提供しておりません。ただし、ウェブサイトの所有者であれば、 Ahrefs 無料版 に登録して…無料で利用することができます。」。有料プランの無料トライアルはなく、無料版(Ahrefs Webmaster Tools)のみ
- 向いている人: 被リンク戦略と競合分析を重視する企業・代理店。Starterなら個人でも手の届く価格です
Semrush
SEOに加えて、AI検索での見え方の分析までまとめて扱う統合型ツールです。日本語版の料金ページ(ja.semrush.com)も米ドル表示で、円建ての価格は公式に示されていません。
- 料金(2026年10月時点・米ドル): SEO $139/月、Starter $199/月、Pro+ $299/月、Advanced $549/月(いずれも月払い)。年払い時の月額は $117.33・$165.17・$248.17・$455.67。Enterpriseは金額非公開
- 主な上限: SEOとStarterは監視サイト5・日次追跡キーワード500、Starterは加えてAIプロンプトを毎日50件追跡。Pro+はサイト15・キーワード1,500・プロンプト100件
- 無料枠: Freeプラン($0/月・クレジットカード不要)と、7日間の無料トライアル
- 向いている人: SEOとAI検索での見え方を1つの画面で追いたいマーケター。追加ユーザーは月45ドルからのアドオンです
Majestic
被リンク分析に特化したツールで、独自の指標「トラストフロー」で被リンクの質を評価します。通貨は英ポンド・ユーロ・米ドルを切り替えて表示できます。
- 料金(2026年10月時点・米ドル表示・付加価値税は除外): LITE $49.99/月(年払いは12か月ごとに $499.99)、PRO $99.99/月(同 $999.99)、API $399.99/月(同 $3,999.90)
- 無料枠: 無料トライアルの記載なし。LiteとProは新規会員に限り7日間の返金保証
- 向いている人: リンクビルディングや被リンクの精査に特化して分析したい上級者。Ahrefsなど他のツールと併用してデータを見比べる使い方もあります
国産のコンテンツSEO・統合型ツール
国産の統合型・コンテンツSEOツールには、ミエルカSEO、Keywordmap、TACT SEO、EmmaToolsがあります。日本語の検索意図の分析、記事作成の支援、導入後の伴走サポートが手厚い一方、多くは公式サイトで金額を公開しておらず、資料請求や問い合わせで見積もりを取る形です。
ミエルカSEO
株式会社Faber Companyが提供する国産のSEOツールで、キーワード戦略、競合サイト分析、AI記事生成・AIリライト、GA4連携のアクセス解析、SEOレポートの自動作成(PPT版)、ヒートマップ分析までを扱います。AI検索向けに、AI Overviewsレポートや生成AI経由の流入の計測、LLMでの露出状況のリサーチ機能もあります。
- 料金(2026年10月時点): 公式サイトでは金額を公開しておらず、「貴社の企業規模や課題感に応じた価格でご提供可能です。まずは気軽に資料請求から。」と案内されています(料金表は資料請求でダウンロード)
- 無料枠: 無料トライアル(無料お試し・デモ)あり。申し込みには会社名と企業ドメインのメールアドレスが必要です
- サポート: 「オンラインMTGを中心とした操作・機能サポート(平日9:30~18:30)」
- 向いている人: 社内でSEOを内製化したい企業。ツールと伴走サポートをセットで検討したい場合に向いています
Keywordmap
競合サイトの調査・分析を軸にした、国産のSEO・コンテンツマーケティングツールです。料金は「事業会社(一次利用)」と「代理店・制作会社(二次利用)」で分かれています。機能とプランの詳細はキーワードマップの料金・機能で解説しています。
- 料金(2026年10月時点): 事業会社向けは要問い合わせ。代理店・制作会社向けは月額198,000円・248,000円・348,000円・448,000円の4プランで、初期費用300,000円が初月のみ発生(税表記なし)
- 無料枠: 7日間の無料トライアル
- 向いている人: 競合分析を軸にコンテンツ戦略を立てたい中〜大規模の事業会社
TACT SEO
Willgate,Inc.が提供する、日本市場向けのSEOツールです。プランはフリー/プロフェッショナル/プロフェッショナル+内製化支援の3種です。
- 料金(2026年10月時点): 公式サイトに金額の記載はなく、「詳しいプランについてはお問い合わせください。」(料金表は資料請求経由)
- 無料枠: フリープランあり。順位モニタリングは10キーワードのみ、対策キーワード選定は制限あり、SEO記事作成はお試し利用
- 向いている人: まず無料で順位モニタリングと記事作成支援を試し、必要なら見積もりを取りたい企業
EmmaTools
株式会社EXIDEAが提供する、AIライティングとコンテンツの品質チェックを軸にしたツールです。法人向けと個人向けで料金体系が分かれています。
- 料金(2026年10月時点): 個人向けは for Personal ¥2,728/月(税込)、for Personal+ ¥7,678/月(税込)。法人向けは初期費用 ¥100,000(税別)+ ¥85,000~/月(税別)
- 無料枠: 法人向けページは「7日間の無料トライアル」、個人向けページのFAQは「14日間無料トライアル」と表記が分かれています
- 向いている人: 記事の品質スコアやコピー率をチェックしながら書きたい個人ライター、記事制作の品質を管理したい企業
コンテンツ最適化ツール(海外製)
海外製のコンテンツ最適化ツールの代表がSurfer SEOです。上位ページを分析し、記事に入れるべき語句や構成を提案します。英語の料金ページで、価格はドル建てです。
Surfer SEO
- 料金(2026年10月時点・米ドル・いずれも年払い時の月額): Discovery 49 USD/月、Standard 99 USD/月、Pro 182 USD/月、Peace of Mind 299 USD/月、AI Search Analytics 82 USD/月。Enterpriseは「Custom」で金額非公開。年払いは購入時に1年分を一括請求で、割引は最大17%
- 無料枠: 全プランのボタンは「Start for Free」ですが、無料期間の日数は料金ページに記載がありません
- 向いている人: 英語のコンテンツを主に扱うチーム。日本語記事での使い勝手は、試してから判断するのが安全です
Surfer SEOは2026年9月から10月の1か月で、AI Search Analyticsプランの表示が158 USDから82 USDに、追跡できるAIプロンプトが100件から50件に変わり、Enterpriseの金額表示もなくなりました。料金ページが短期間で変わる例として覚えておいてください。
サイト監査ツール
サイト監査ツールは、サイトをクロールしてリンク切れ・リダイレクト・タイトルの重複などの技術的な問題を一括で見つけるツールです。代表はScreaming Frog SEO Spiderで、オンラインで手軽に診断するツールとの使い分けはSEOチェックツールの比較で解説しています。
Screaming Frog SEO Spider
パソコンにインストールして使うクローラーです。前版では無料版と有料版を2枠に分けていましたが、同じツールなので1枠にまとめました。
- 料金(2026年10月時点・英ポンド): 1ユーザーあたり年額 £199。まとめ買いは5〜9ライセンスで1本 £189、10〜19で £179、20以上で £169。ライセンスは1年ごとの更新
- 無料枠: 公式製品ページに「The free version is restricted to crawling up to 500 URLs in a single crawl」とあり、無料版は1回のクロールで500URLまで。クロール設定の変更、クロールの保存、JavaScriptレンダリングなどは有料版の機能です
- 向いている人: 小規模サイトなら無料版で一通りの監査が可能。500URLを超えるサイトや、定期クロール・JavaScriptレンダリングが必要な場合は有料版です
予算別・段階別のおすすめ組み合わせ
ツールは1本で全部をまかなうより、予算に合わせて無料ツールと特化型・統合型を組み合わせるのが効率的です。金額はいずれも2026年10月時点の公式表示価格で、税込と税抜が混ざるため、合計するときは税表記をそろえてください。
月額0円(Google公式+各ツールの無料枠)
- 検索データと流入: Google Search Console+GA4
- キーワード調査: ラッコキーワードのフリープラン(週50クレジット)+キーワードプランナー+Googleトレンド
- サイト監査: PageSpeed Insights+Ahrefs Webmaster Tools(月5,000クロールクレジット)+Screaming Frog無料版(1回500URLまで)
- 順位とユーザー行動: GRC無料版(項目数に制限)+Microsoft Clarity
個人ブログや立ち上げ期のサイトなら、この組み合わせで調査から改善まで一通り回せます。
月額1,000〜3,000円(ラッコ+GRC/Nobilista)
- 上記の無料ツール一式
- +ラッコキーワード ライト(月払い1,980円/月・年払い11,880円/年=月あたり990円相当、税込)またはエントリー(月払い1,320円/月・年払い7,920円/年=月あたり660円相当、税込)
- +GRC スタンダード(990円/月・税込・URL数50)、またはNobilista パーソナル(990円/月・税込・150キーワード)
キーワード調査と日次の順位監視を有料に上げる段階です。順位チェックは、パソコンを常時起動できるならGRC、クラウドで見たいならNobilistaと、使い方で選びます。
月額2万円前後(Ahrefsライト等+順位チェック)
- 上記の無料ツール一式
- +Ahrefs ライト(¥19,900/月・税抜): 競合分析・被リンク・サイト監査をまとめて。5プロジェクト・追跡キーワード750まで
- +GRC ベーシック(495円/月・税込)またはNobilista パーソナル(990円/月・税込)
競合サイトのデータが必要になった企業サイト・メディア向けです。Ahrefsは追加ユーザーが1人あたり月6,160円(ライトは最大2人)なので、閲覧する人数が増えるなら上位プランも比べてください。ドル建てでよければSemrushのSEOプラン($139/月)も同じ価格帯の候補です。
月額5万円以上・チーム運用(統合型/国産コンテンツSEO)
- 海外の統合型を軸にする: Ahrefs スタンダード(¥38,400/月・税抜)またはSemrush Pro+($299/月)+Screaming Frog有料版(£199/年・1ユーザー)
- 国産のコンテンツSEOを軸にする: EmmaTools 法人向け(¥85,000~/月・税別+初期費用¥100,000・税別)、またはミエルカSEO・TACT SEO・Keywordmap(事業会社向け)の見積もり
国産の統合型は多くが見積もり制なので、2〜3社から資料と見積もりを取り、伴走サポートの範囲まで含めて比べるのが確実です。ドル・ポンド建てのツールが増えると為替で実質コストが動くため、年間予算は円建てと外貨建てを分けて管理すると見積もりの精度が上がります。
当サイト自身の運用は、WordPress+AIOSEOでtitle・メタディスクリプション・構造化データを出力し、計測タグはGoogleタグマネージャー(GTM)で管理しています(2026年10月11日に本番HTMLで、GTMのコンテナIDとAIOSEOの出力を確認)。検索データはGSCの画面とAPIで見ています。この記事の有料ツールの記述は公式ページの記載にもとづくもので、当サイトでの使用感ではありません。
AI検索時代のSEOツール:AI可視性を測る機能
AI OverviewsやAI Mode、ChatGPTなどの生成AIによる検索では、従来の順位チェックツールが測る「通常の検索結果での順位」だけでは露出を把握できません。新しいツールを買い足す前に、無料のSearch Consoleで見られる範囲を押さえ、足りない部分を有料ツールのAI可視性機能で補うのが順番です。
Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポート
Googleは2026年6月3日、Search Consoleに生成AIパフォーマンスレポートを追加すると発表しました。AI OverviewsやAI Mode、Discoverの生成AI機能で、自サイトのURLが表示された回数(Impressions)を、ページ・国・デバイス・日付ごとに確認できます。Google検索セントラルのブログには「As of August 31, 2026, we’ve rolled out these insights to all websites worldwide.」との注記があり、2026年8月31日時点で全世界のサイトに展開されています。発表の詳細は生成AIパフォーマンスレポート登場のニュース、全世界展開は全世界への展開を伝えるニュースで解説しています。
有料ツールのAI可視性機能
有料ツールでは、AIのプロンプト(質問文)を登録して、AIの回答に自社が登場するかを追跡する機能が広がっています。2026年10月時点の公式料金ページの記載は次のとおりです。
| ツール | AI可視性の機能・料金(2026年10月時点) |
|---|---|
| Ahrefs | ライト以上にAIプロンプトの追跡枠(5〜20件)。ブランドレーダーAIは¥30,600/月から(税抜・単体購入も可) |
| Semrush | Starter($199/月)以上で「SEO + AI Search」。Starterは毎日50プロンプト、Pro+は100、Advancedは200 |
| Surfer SEO | AI Search Analytics 82 USD/月(年払い時の月額)で50プロンプトを毎日更新 |
| ミエルカSEO | AI Overviewsレポート、AI検索流入レポート、LLMでの露出状況リサーチ(料金は資料請求) |
| Moz Pro(比較表外) | Standard $99/月(年払いは$79/月。取得時は「save up to 40%」のキャンペーンバナー表示中)でAI Visibility Dashboard 3・追跡プロンプト150。GPT・Gemini・Google AI Mode・Perplexityの4モデルを週次で追跡 |
| SE Ranking(比較表外) | Core ¥21,819/月(月払い)で毎日2,000キーワードと100プロンプトを計測。AI Searchアドオンは+¥10,478/月(年間請求) |
| HubSpot AEO | ¥6,000/月(年間払いは¥5,400/月)で、ChatGPT・Gemini・Perplexityの3つの回答エンジンで25個のプロンプトを毎日追跡。28日間のトライアルあり |
HubSpot AEOは公式に「Marketing Hub ProfessionalおよびEnterpriseにも含まれます」とされています。HubSpot全体の機能と料金はHubSpotの機能・料金プランで解説しています。
GA4・順位チェックツールで見えにくくなっている点
流入側の計測にも注意点があります。GA4に追加された標準の「AIアシスタント」チャネルでは、同じChatGPTからの流入が複数のチャネルに分かれてしまい、AI経由の流入を少なく数えてしまうと指摘されています。対策として、参照元を正規表現でまとめるカスタムチャネルグループの作り方をGA4のAIアシスタントチャネルとカスタムチャネルの作り方で紹介しています。また、Search Consoleの生成AIレポートは表示回数が中心で、クリックの内訳までは見られない点も押さえておきましょう。
比較記事の料金をそのまま信じてはいけない理由
SEOツールの料金は、公式料金ページでいつ確認した値かという時点で必ず確かめてください。比較記事や検索結果のAIの概要には、公式の表示と一致しない金額が流通しています。当サイトでは2026年10月11日に、掲載ツールの公式料金ページ23件を取得し直して照合しました。
公式料金ページで照合して分かったズレ
2026年10月11日、「seoツール おすすめ」の検索結果(google.co.jp・非ログイン)に表示されたAIの概要には、次の金額が載っていました。いずれも公式ページの表示とは一致しません。
| AIの概要に出ていた金額 | 公式ページの表示(2026年10月11日確認) |
|---|---|
| Ahrefs「月額約15,000円〜」 | Starter ¥4,460/月、ライト ¥19,900/月(いずれも税抜)。基本プランに約15,000円のものはない(¥15,000/月はContent Kitなど追加オプションの価格) |
| TACT SEO「月額8万円〜」 | 公式ページに金額の記載なし(要問い合わせ) |
| ミエルカSEO「月額150,000円〜」 | 公式ページに金額の記載なし(資料請求で料金表) |
反対に、「要問い合わせ」とまとめられがちなKeywordmapは、代理店・制作会社向けの料金(月額198,000円〜)を公式ページで公開しています。資料請求で得た見積もりや古い時点の価格が、出典を示されないまま広まっている可能性があります。
当サイトの旧版にもあった誤りと直した点
他の記事だけの問題ではありません。当サイトのツール記事も、2026年9月5日に公式料金ページと照合したところ、旧プラン名や古い価格が残っていました。
- Nobilista: 「ビジネス 1,980円(500キーワード)」→ 公式の料金表では500キーワードは2,970円/月(税込)。1,980円のプランは存在しない
- ラッコキーワード: 「エントリー 440円」と書いていたが、公式の料金データではエントリーは月払い1,320円/月・年払い7,920円/年(税込)。440円も、料金ページに大きく表示される660円も、月払いの額ではない
- Screaming Frog: 「年間£259」→ 正しくは1〜4ライセンスで1本£199
- 旧プラン名: Semrushの「Pro・Guru・Business」、SE Rankingの「Essential・Pro・Business」、Surfer SEOの「Essential・Scale・Scale AI」は、現行の料金表にない旧プラン名
さらに、9月5日から10月11日までの約1か月でも、Surfer SEOのAI Search Analyticsが158 USDから82 USDへ、Moz ProのAI可視性の枠が増える、Ubersuggestの既定表示が年払いのキャンペーンになる、といった変化がありました。この記事の料金も、時間がたてば古くなります。
申込前に確認する5項目
- 税: 税込か税抜か(消費税・付加価値税が別途かかるか)
- 課金単位: 組織あたりか、1ユーザー・1ライセンス・1台のPCあたりか
- 請求サイクル: 月払いか年払いか。年払いは一括前払いか
- キャンペーン: 表示価格が期間限定の割引価格ではないか(Moz Pro・Ubersuggestは期間限定の表示あり)
- 通貨: 円・ドル・ポンドのどれで請求されるか。外貨建ては為替で実額が変わる
よくある質問
Q. SEOにおすすめのツールは?
まずGoogle Search ConsoleとGA4の2つです。どちらも無料で、自サイトの検索データと流入後の行動をGoogleのデータで確認できます。そのうえで、キーワード調査ならラッコキーワード、順位チェックならGRCかNobilista、競合分析ならAhrefsかSemrushのように、足りない用途だけを追加してください。
Q. 無料のSEO対策ツールだけで足りる?
自サイトの分析と改善だけなら足ります。Search Console、GA4、キーワードプランナー、PageSpeed Insights、Ahrefs Webmaster Tools、Microsoft Clarity、ラッコキーワードのフリープランで、キーワード調査からサイト監査、ユーザー行動の確認まで一通りできます。競合サイトのデータや大量キーワードの順位監視が必要になったら有料ツールを検討します。
Q. 有名なSEOツールは?
海外製ではAhrefsとSemrushが代表的な統合型ツールです。国産ではミエルカSEO、Keywordmap、TACT SEOなどの統合型・コンテンツSEOツールと、順位チェックのGRC、キーワード調査のラッコキーワードがよく知られています。
Q. 競合サイトの流入キーワードを調べられるツールは?
Ahrefs、Semrush、Ubersuggest、ミエルカSEOなどの有料ツールで調べられます。Search Consoleで見られるのは自サイトのデータだけです。各ツールの数値は独自に集めた推計値なので、絶対値より競合どうしの比較や傾向の把握に使ってください。
Q. AhrefsとSemrushはどちらを選ぶ?
被リンク分析と競合調査を円建てで始めたいならAhrefs、SEOとAI検索での見え方を同じ画面で追いたいならSemrushが向いています。2026年10月時点の最安はAhrefsがStarter ¥4,460/月(税抜)、SemrushがSEOプラン$139/月です。Semrushには7日間の無料トライアルがありますが、Ahrefsは有料プランの無料トライアルがなく無料版のみです。
Q. SEOツールの費用とSEO会社に頼む費用は違う?
別物です。SEOツールの費用は調査・分析の道具の利用料で、施策の判断や記事の作成は自社で行います。SEO会社への依頼費用は、その判断や作業を外部に任せる費用です。ミエルカSEOやTACT SEOのように、ツールに伴走支援を組み合わせたプランもあります。
まとめ
SEOツールは、高いものをそろえれば成果が出るものではありません。まず無料のSearch ConsoleとGA4で自サイトの現状を数字で把握し、キーワード調査・順位チェック・競合分析のうち足りない用途だけを有料ツールで補うのが、費用を無駄にしない選び方です。
料金を比べるときは、通貨・税込か税抜か・月額か年額か・課金単位まで必ずそろえてください。2026年10月時点では、順位チェックのGRCが495円/月(税込)から、Ahrefsが¥4,460/月(税抜)から、SemrushがSEOプラン$139/月からで、ミエルカSEOやTACT SEOは見積もり制です。比較記事やAIの概要の金額は公式と食い違うことがあり、公式の料金ページも1か月で変わります。契約の前に、必ず公式ページで最新の金額を確認しましょう。
無料ツールの操作手順は無料SEOツール15選、統合型ツールの詳しい比較は統合型SEOツールの比較記事、サイト診断はSEOチェックツールの記事で、それぞれ深掘りしています。
本記事の料金・プラン名・上限値は、2026年10月11日に各ツールの公式料金ページ(Ahrefs、Ahrefs Webmaster Tools、Semrush、Moz Pro、SE Ranking、Surfer SEO、Ubersuggest、Majestic、Screaming Frog、GRC、Nobilista、ラッコキーワード、Keywordmap、TACT SEO、EmmaTools、ミエルカSEO、Microsoft Clarity、HubSpot)をブラウザで実際に表示して取得し、表示されていた内容だけを転記したものです。第三者の比較サイトやAIの概要の価格は使っていません。キーワードプランナーとPageSpeed Insightsの仕様は同日にGoogle公式ヘルプ・ドキュメントで、生成AIパフォーマンスレポートはGoogle検索セントラルのブログ(2026年6月3日、8月31日の注記)で確認しました。リライト前の状況として、当サイトのこの記事自体はGoogle Search Consoleで「seoツール 比較」に対し平均54.9位・表示201回、ページ全体で表示1157回・クリック0でした(集計期間: 2026年7月12日〜10月9日)。料金は予告なく変わるため、契約前に必ず各公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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