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キーワードマップとは?料金・機能・代理店向け価格を解説【2026年最新】

キーワードマップとは?料金・機能・代理店向け価格を解説【2026年最新】

キーワードマップ(Keywordmap)は、株式会社CINCが提供する国産のSEO・コンテンツマーケティング分析ツールです。キーワード調査から競合サイトの分析、記事構成の作成、検索順位の計測、リスティング広告の調査、さらに生成AIの回答内容の調査まで、SEOの実務で必要になる工程をひととおり1つの画面に収めているのが特徴で、事業会社のインハウス担当者や制作会社での導入が中心になっています。

導入検討でつまずきやすいのが料金です。「キーワードマップは料金非公開」と書かれた記事は多いのですが、これは正確ではありません。公式の料金ページは「事業会社(一次利用)」と「代理店・制作会社(二次利用)」の二層に分かれており、金額が明記されているのは後者だけという構造になっています。この記事では、2026年9月5日に公式の料金ページで確認した表示にもとづいて公開されている金額をそのまま示し、自分がどちらの料金体系に当たるのかを判断する材料、機能の全体像、他ツールとのすみわけまでを順番に整理します。

この記事でわかること

結論

キーワードマップの料金は「事業会社」と「代理店・制作会社」の二層構造で、公開されているのは後者だけ。代理店・制作会社向けは2026年9月時点で月額198,000円からとなっています。

  • 01料金は二層構造公式の料金ページは「事業会社(一次利用)」と「代理店・制作会社(二次利用)」に分かれ、金額が明記されているのは後者だけです。
  • 02代理店向けの月額スターター198,000円・ライト248,000円・スタンダード348,000円・エキスパート448,000円(いずれも月額・2026年9月時点)です。
  • 03初期費用の読み方料金表の表記は「300,000円/月」ですが、注記には初月の月額請求時にのみ発生とあり、毎月かかる費用ではありません。
  • 04事業会社向けは非公開ライト・スタンダード・エキスパートというプラン名と特徴だけが示され、初期・月額費用は要望に応じた個別提案とされています。
  • 05増員・機能追加の単価1機能・1ユーザーあたり25,000円/月で追加できます。契約は年間契約で、同一期間・金額での自動更新である点も確認が必要です。

キーワードマップとは|CINCが提供する国産の統合型SEO分析ツール

キーワードマップは、検索データを収集・解析して、キーワード調査・競合分析・コンテンツ設計・順位計測・広告調査を1つのプラットフォームで行えるSaaS型のツールです。ブラウザ上で動作し、GoogleアナリティクスやSearch Consoleと連携させることで、自社の実測データと外部から取得した競合データを同じ画面で扱えます。

大きな性格として、「データを見せるツール」ではなく「次に何を作るかを決めるツール」に寄っている点が挙げられます。検索ボリュームや順位を表示するだけでなく、ユーザーのニーズを分類する、記事構成案を作る、公開後の記事を診断する、といった制作工程そのものを支援する機能が多く含まれています。

提供元|株式会社CINC

提供元は株式会社CINC(シンク)で、公式サイトのフッターにも「CINC Corp.」と表示されています。東京証券取引所グロース市場に上場している企業で、事業はツールを提供するソリューション事業、データ解析のコンサルティングを行うアナリティクス事業、M&A仲介事業で構成されており、キーワードマップはソリューション事業の中核プロダクトにあたります。

料金ページには、ツールの導入ではなくコンサルティングを希望する場合の案内も併記されています。ツール提供と支援サービスの両方を手がけているため、ツール導入と同時にコンテンツ制作の外注まで相談できるのが国産ツールならではの強みです。

どんな課題を解くツールなのか

キーワードマップが想定している典型的な課題は次のようなものです。

  • 競合が伸びている理由を説明できない:どのキーワードでどのページが流入を取っているのかを可視化する必要がある
  • 記事の企画に時間がかかりすぎる:検索意図の整理、構成案づくり、網羅性チェックを属人的に行っている
  • SEOと広告のデータが分断している:オーガニックとリスティングを別々のツールで見ていて、投資判断がつながらない
  • AI検索での見え方が分からない:AI Overviews(AIによる概要)や生成AIの回答に自社が出ているかを把握できていない

裏を返すと、記事本数がまだ少なく、競合との差も明確でない段階では機能を持て余しやすいツールです。無料で始められる範囲で足りるかどうかは、先に無料SEOツール15選で確認しておくと、後述の見積もり依頼の判断が早くなります。

キーワードマップの主要機能|6つの役割で整理する

公式サイトには多数の機能が掲載されています。機能名を1つずつ追うと全体像がつかめないため、ここでは役割ごとに整理します。なお後述のとおり、契約プランによって利用できる機能数に上限があるため、「全機能が使える前提」で読まないことが重要です。

キーワード調査

  • AIキーワード選定:自社に適したキーワードをAIが選定する
  • 検索キーワード分析:キーワードごとに対策方法を検討する
  • 検索ボリューム調査:ボリュームとその推移を確認する
  • 共起語分析:対象キーワードに必要な共起語を調べる
  • ワードマップ:ユーザーのニーズ・検索意図を可視化する
  • ニーズマップ:ユーザーのニーズをテーマごとに分類する

ツール名の由来にもなっている「ワードマップ」「ニーズマップ」は、キーワードを一覧ではなく関係性のある図として表示する機能です。単語の羅列からは見えない「テーマのまとまり」を発見するのが狙いで、トピッククラスタを設計するときの出発点として使えます。

競合・市場分析

  • サイトキーワード分析:流入キーワードを多角的に絞り込んで分析する
  • 競合サイト比較:競合複数社の流入キーワードを調査する
  • 競合ドメイン:SEO上の競合となるサイトを発見する
  • 流入獲得上位ページ:成果に貢献しているページを調査する
  • 競合コンテンツレポート:上位競合ページのコンテンツを分析する
  • 検索市場レポート:端末・地域・広告別でデータを取得する

「競合ドメイン」は、自分では競合だと認識していなかったサイトを検索データから逆算して見つける機能です。業界内の同業他社ばかりを見ていると、実際に検索結果で枠を奪っているメディアや比較サイトを見落とします。ここは他社ツールとの差が出やすい部分です。

コンテンツ制作支援

  • ページ構成分析:検索上位ページの構成を分析する
  • 記事構成案作成:AIが記事見出し案を自動作成する
  • AIライティング:AIが記事を執筆する
  • 網羅チェック:コンテンツの情報網羅度をチェックする
  • 自社記事比較:コンテンツの抜け漏れ要素をチェックする
  • リライトAI診断:ペルソナの検索意図やE-E-A-Tにもとづいて記事を診断する
  • コンテンツ制作サービス:SEOに強い記事の制作を発注する

特徴的なのは「リライトAI診断」のように、公開後の記事を評価する機能まで含まれている点です。新規記事を作る機能はどのツールにもありますが、既存記事の改善対象を機械的に選ぶ仕組みを持つツールは多くありません。記事数が増えたメディアほど、この工程が成果を左右します。

順位計測・レポート

  • 検索順位レポート:定点観測による順位チェック
  • 検索順位変動:アルゴリズム更新・検索結果の変動をモニタリングする
  • 順位一括チェック:リアルタイムの順位をまとめて確認する
  • デイリーレポート:アクセス状況を日次で把握する
  • Googleアナリティクス・サーチコンソール連携:実測データと統合して計測する

順位変動のモニタリングは、アップデートのたびに何が起きたのかを説明する材料になります。たとえば2026年8月のスパムアップデートは通常より大きな順位変動をともなったと分析されており、こうした局面では自社だけが落ちたのか市場全体が動いたのかを切り分けられるかどうかで、次の打ち手がまったく変わります。

一方、順位計測そのものには外部要因もあります。Googleが検索結果のリンクをgoogle.com/goto経由に変更した件は、順位を取得する仕組みに影響しうる変更として計測ツール全般で注視されています。順位データを他社ツールと突き合わせる運用をしている場合は、数値のズレが自社の施策由来なのか取得方法由来なのかを、あらかじめ分けて考えておいてください。計測まわりの設計はSEO効果測定ツールの実務ガイドで整理しています。

リスティング広告分析

  • リスティング広告分析(競合分析):競合他社の広告戦略を分析する
  • リスティング広告分析(キーワード分析):指定キーワードの広告出稿状況を分析する

オーガニックと広告の両方を1つのツールで見られる点は、SEOと運用型広告を同じチームで担当している組織では効いてきます。「広告で獲れているキーワードをSEOでも取りにいく」「SEOで上位のキーワードは広告の入札を下げる」といった判断が、同じデータソース上で完結します。公式の料金ページでも、中規模向けのプランは「SEM領域全般に対応」と説明されており、検索領域をまとめて扱う設計であることがうかがえます。

GEO/LLMO|生成AI対応の機能

2026年時点のキーワードマップは、AI検索への対応機能を明確に打ち出しています。公式の機能一覧に掲載されているのは次のような機能です。

  • AI Overviews分析:AI Overviewsが表示される検索結果を分析する
  • AI Overviewsモニタリング:AI Overviewsの出現状況を継続的に監視する
  • AI検索結果レポート:主要な生成AIの回答結果を取得する
  • AI回答誤情報診断:AIによる誤情報・ハルシネーションをチェックする
  • AIフレンドリー診断:AIに認識・理解されやすいページかどうかを診断する

なかでも「AI回答誤情報診断」は、自社に関する誤った情報が生成AIの回答に含まれていないかを確認する機能で、ブランド保護の観点から意味を持ちます。生成AIは古い情報や別会社の情報を混同して回答することがあり、検索順位とは別軸のリスクになります。

「AIフレンドリー診断」の考え方を理解するうえで参考になるのが、GoogleのAI Modeの引用を大規模に分析した調査です。引用されていたのはページ全体ではなく短いパッセージだったと報告されており、ページ単位で整えるだけでは足りず、引用されうる一節が単体で意味を成しているかまで踏み込む必要がある、という前提に立った診断機能だと考えると使いどころが見えてきます。

なお、AI検索での自社の露出そのものは有料ツールがなくても一部は追えます。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートが全世界に展開されたことで、AI OverviewsとAI Modeでの表示回数は無料の管理画面からも確認できるようになりました。有料ツールに払う前に、無料で取れるデータの範囲を先に把握しておくほうが、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。

キーワードマップの料金|二次利用は公開、一次利用は個別見積もり

ここが本記事の中心です。まず結論として、キーワードマップの料金は「全プラン非公開」ではありません。公式の料金ページは利用目的によって2つの料金体系に分かれており、片方は金額が明記され、もう片方が非公開という構造になっています。

料金体系は「事業会社」と「代理店・制作会社」の二層に分かれる

公式ページには「Keywordmapは使用する機能によって料金プランが異なります。また、情報の一次活用(事業会社様)・二次活用(代理店・制作会社様)によっても料金プランが異なります。」と記載されています。つまり軸は2つです。

  • 利用する機能の数:使う機能が多いほど上位プランになる
  • データの使い道:自社のために使う(一次利用)のか、クライアント支援のために使う(二次利用)のか

そして金額が公式ページに掲載されているのは、代理店・制作会社向け(二次利用)の料金表だけです。事業会社向け(一次利用)の料金表には金額欄そのものがなく、「お客様からのご要望に応じ最適なプランをご提案いたします。」という記載に置き換わっています。

代理店・制作会社(二次利用)の料金は公開されている

2026年9月時点で、公式の料金ページに掲載されている代理店・制作会社向けの料金は次のとおりです。プランは4種類で、事業会社向けの3プランとは名称も構成も異なります。

プラン 月額 初期費用 ユーザー数 利用機能数
スターター 198,000円/月 300,000円 1名 4機能
ライト 248,000円/月 300,000円 2名 6機能
スタンダード 348,000円/月 300,000円 4名 10機能
エキスパート 448,000円/月 300,000円 6名 14機能

プランの位置づけは、スターターが「小規模利用向け」で新規事業向け、ライトが支援領域の限定的な小規模組織向け、スタンダードがマーケティングチーム内での利用、エキスパートがコンサルタント・アナリスト・プランナー・ディレクター・セールスといったチーム横断での活用、と説明されています。

読み取るべきポイントは、価格差の正体がユーザー数と利用機能数であることです。スターターとエキスパートでは月額が2倍以上に開きますが、その差の対価はユーザー数と使える機能数の枠であって、データの精度や更新頻度が変わるわけではありません。「何人が」「どの機能を」使うのかを先に確定させないと、プランの妥当性は判断できません。

初期費用の「300,000円/月」表記に注意

公式の料金表では、初期費用の欄が4プランとも「300,000 円/月」と表記されています。この表記だけを見ると毎月30万円が別途かかるように読めますが、同じページの注記には「初月月額費用のご請求時にのみ同時発生いたします。」と明記されており、月次で発生する費用ではありません。初回請求時に一度だけ乗る初期費用だと読むのが自然です。

この表記のゆれは、他社の料金と並べて比較するときに金額を大きく誤らせます。第三者のまとめ記事から数字を拾うと、この注記が落ちたまま「初期費用30万円/月」として流通しかねません。総額を見積もるときは必ず公式ページの注記まで読んでください。

もう一点、公式の料金ページには税込・税別を示す記載がありません。消費税に関する記述がページ内に一切ないため、上記の金額が税込なのか税別なのかはこのページからは判断できません。予算を確定させる段階では、見積書で税区分を確認する必要があります。

事業会社(一次利用)は金額非公開。プラン名と特徴だけが公開されている

自社サイトのために使う事業会社向けは、次の3プランが提示されています。金額は掲載されていません。

プラン 特徴(公式の記載) 初期・月額費用
ライト 小規模利用/SEO・広告施策いずれかに対応 記載なし(要望に応じた個別提案)
スタンダード 中規模利用/SEM領域全般に対応 記載なし(要望に応じた個別提案)
エキスパート 大規模利用/Webサイト戦略全般に対応 記載なし(要望に応じた個別提案)

あわせて「機能・利用ユーザー数などオプションの追加が可能です。」というカスタマイズの案内と、「ご導入時点から事業成長貢献を目標に伴走支援いたします。」というカスタマーサクセスの案内が記載されています。本記事では、公式が公開していない一次利用の金額について推測を書きません。ネット上には具体的な相場を挙げる記事もありますが、条件によって変わる数字を鵜呑みにするのは危険です。

ただし、まったく手がかりがないわけではありません。公開されている二次利用の価格帯と、機能数・ユーザー数で価格が決まるという構造は、一次利用でも見積もりの読み方の土台になります。提示された金額に対して「何機能・何ユーザーが含まれるのか」を必ず確認し、増減させた場合の差額まで聞いておけば、提案の妥当性を自分で検証できます。

自分はどちらの料金体系に当たるのか

公式ページの区分は「情報の一次活用(事業会社様)」と「情報の二次活用(代理店・制作会社様)」です。判断の軸は取得したデータを誰のために使うかにあります。

  • 一次利用に当たりやすいケース:自社サイト・自社事業のためだけに調査し、分析結果を社内で使う
  • 二次利用に当たりやすいケース:クライアントのサイトを調査し、提案書やレポートなどの納品物にデータを載せる

迷いやすいのは、事業会社でありながらグループ会社や取引先の支援も行っている場合や、制作会社が自社メディアの運用にも使う場合です。この線引きは契約条件に直結するため、想定している使い方を具体的に伝えたうえで、問い合わせ時に必ず確認してください。後から用途が広がると、契約の見直しが必要になる可能性があります。

追加ユーザー・追加機能は1機能・1ユーザーあたり25,000円/月

プランに含まれる枠を超えて使いたい場合、公式の注記には「1機能・1ユーザーあたり25,000円/月で追加可能です。」と記載されています。不足分を後から買い足せる一方、積み上がると上位プランの価格に近づくため、初期の要件定義が甘いと結果的に割高になります。

契約条件についても注記があります。「年間契約となります。同一期間・金額での自動更新となるため、更新を希望しない場合は契約期間の満了月の前月末日までにご連絡ください。」とされており、月単位で止められる契約ではありません。年間で費用が固定される前提で、初年度は月額の12ヶ月分に初期費用が加わる想定で予算を組んでください。更新しない場合の連絡期限も、契約時に社内で共有しておくべき事項です。

サポートは無償。7日間の無料トライアルで試せる

サポート面では、公式ページに「カスタマーサクセス 0円」と明記されています。個別トレーニング会、伴走型オンボーディング、ユーザー事例共有会、最新ノウハウの送付といった支援が無償で提供される案内があり、導入支援に別途費用が発生しない点は、金額を比較するときに見落とされがちな要素です。

また7日間の無料トライアルが用意されています。公式には「無料トライアル期間中・終了後費用が掛かることはありません。」と記載されており、恒久的に使える無料プランの案内はありません。1週間という短さを踏まえると、事前準備なしに始めると機能を眺めるだけで終わります。

見積もり・トライアル前に整理しておくこと

問い合わせの前に、次の4点を社内で決めておくと商談が短くなり、提案されるプランの妥当性も判断しやすくなります。

  1. 利用人数:誰がログインするのか。SEO担当だけか、広告担当や制作会社も含むのか。人数はそのまま金額に効きます
  2. 使う機能の数と優先順位:前章の6分類のうち、どれが必須でどれが「あれば嬉しい」レベルか。利用機能数で価格が決まる以上、ここが曖昧だと見積もりも曖昧になります
  3. 一次利用か二次利用か:データの使い道を先に整理しておく。ここが変わると料金表そのものが変わります
  4. 現在使っているツールと重複範囲:既存ツールで足りている機能に重ねて払う必要はありません

特に4番目は重要です。順位計測だけを目的にするなら専用の順位チェックツールの方が安く、キーワード発掘だけならラッコキーワードの月あたり990円のプランでも足ります。統合型ツールの価値は「工程がつながること」にあり、単機能で比べると必ず割高に見えます。比較の前提として、他ツールの料金はSEOツール比較8選で横並びにしています。

Ahrefs・ラッコキーワードとの違い

同じ「SEOツール」でも、設計思想と得意領域が異なります。料金はいずれも2026年9月時点の公式表示です。

比較軸 キーワードマップ Ahrefs ラッコキーワード
提供元 株式会社CINC(日本) Ahrefs(シンガポール) ラッコ株式会社(日本)
料金 代理店・制作会社向けは月額198,000〜448,000円/事業会社向けは非公開 月額4,460〜230,900円(税抜・組織あたり) 無料〜月あたり2,475円
契約形態 年間契約・自動更新 オンラインで契約、月払い・年払いを選択 月払い・年払いを選択
強み コンテンツ制作工程の支援・広告分析・AI検索対応 被リンク分析・大規模なクロールデータ キーワード発掘・検索意図の把握
被リンク分析 限定的 中核機能 非対応
サポート 日本語・導入支援は無償 基本は英語 日本語(オンライン中心)
導入までの流れ 問い合わせ・商談が必要 オンラインで即時契約 登録すればすぐ利用可

価格の桁が違うように見えますが、比べているものが同じではない点に注意してください。キーワードマップの公開価格は複数人での利用と支援サービスを含んだ組織向けの価格であり、個人が1人で使う前提のツールと単純に並べても意味を持ちません。選び方の目安は次のとおりです。

用途別にツールを選び分けたい場合はSEOツールおすすめ20選を参照してください。

キーワードマップが向いている企業・向いていない企業

向いているケース

  • オウンドメディアを継続運用しており、記事が数十本以上ある:既存記事の診断・リライト対象の選定に機能が効きます
  • SEOと広告を同じチームが担当している:オーガニックと広告のデータを1つの画面で扱えます
  • 複数人・複数部署でSEOを回している:ユーザー数が料金に直結するため、人数分の価値が出る規模かどうかが判断軸になります
  • クライアント支援のために調査データを使う:二次利用の料金表が公開されているぶん、原価を見積もって受注単価に織り込みやすい構造です
  • 日本語での導入支援・サポートが必須要件:カスタマーサクセスが無償で付く点は海外ツールでは満たしにくい条件です

向いていないケース

  • 記事が10本未満・立ち上げ直後:分析対象が不足しており、制作に予算を回す方が成果につながります
  • 個人ブログ・副業規模:公開されている価格帯を見てのとおり、個人利用を想定した設計ではありません
  • 被リンク調査が主目的:この用途はAhrefsの方が適しています
  • 年間で予算を固定できない:年間契約・自動更新が前提のため、単月で止める使い方はできません
  • すぐ使い始めたい:商談と見積もりが前提のため、その日から本契約に進むことはできません

よくある質問

料金はいくらですか

利用目的によって公開状況が違います。代理店・制作会社向け(二次利用)は、2026年9月時点でスターター198,000円/月、ライト248,000円/月、スタンダード348,000円/月、エキスパート448,000円/月、初期費用300,000円と公式ページに明記されています。事業会社向け(一次利用)はライト・スタンダード・エキスパートの3プラン名のみが示され、金額は個別見積もりです。

初期費用は毎月かかりますか

かかりません。公式の料金表は「300,000 円/月」と表記されていますが、注記に「初月月額費用のご請求時にのみ同時発生いたします。」とあり、初回請求時に一度発生する費用だと読めます。表記だけを見て月次費用と誤解しないよう注意してください。

掲載されている金額は税込ですか

公式の料金ページには消費税に関する記載がなく、税込・税別を判断できません。予算化の段階では見積書で税区分を確認してください。

ユーザーや機能はあとから追加できますか

できます。公式の注記に「1機能・1ユーザーあたり25,000円/月で追加可能です。」と記載されています。ただし追加を重ねると上位プランの月額に近づくため、契約前に必要な人数と機能を洗い出しておくほうが結果的に安く収まります。

無料で試せますか

7日間の無料トライアルが用意されています。期間が短いので、試したい業務(例:既存記事のリライト対象を選ぶ、競合3社の流入キーワードを比較する)を事前に決めてから開始するのが前提になります。恒久的に無料で使えるプランはありません。

キーワードマップとキーワードプランナーは何が違いますか

名前は似ていますが別物です。Googleキーワードプランナーは広告出稿のためにGoogleが無料提供しているツールで、検索ボリュームの確認が主な用途です。キーワードマップは有料の分析プラットフォームで、競合分析・コンテンツ設計・順位計測・広告調査までを含みます。無料ツールの範囲は無料SEOツール15選で整理しています。

他社ツールと併用する意味はありますか

あります。被リンク分析はAhrefs、日々のキーワード発掘はラッコキーワード、組織的な運用管理と広告・AI検索の分析はキーワードマップ、という分担は珍しくありません。ただし機能の重複分は無駄なコストになるため、契約前に既存ツールとの重なりを必ず確認してください。

まとめ|「非公開」ではない。公開されている二次利用の価格から逆算する

キーワードマップは、株式会社CINCが提供する国産の統合型SEO分析ツールです。キーワード調査・競合分析・コンテンツ制作支援・順位計測・リスティング広告分析・AI検索対応という6つの役割を1つのプラットフォームにまとめており、特に「ワードマップ」「ニーズマップ」による検索意図の可視化と、「リライトAI診断」のような公開後の記事評価、そしてAI Overviewsのモニタリングや誤情報診断に独自性があります。

料金については、「全プラン非公開」という説明は誤りです。代理店・制作会社向け(二次利用)は2026年9月時点で月額198,000円・248,000円・348,000円・448,000円、初期費用300,000円が公式ページに明記されており、価格差の中身はユーザー数(1名・2名・4名・6名)と利用機能数(4・6・10・14機能)です。追加は1機能・1ユーザーあたり25,000円/月。契約は年間契約で自動更新されます。一方、事業会社向け(一次利用)はプラン名と特徴だけが公開され、金額は個別見積もりです。

したがって進め方は明確です。まず自社が一次利用と二次利用のどちらに当たるかを整理し、公開されている二次利用の価格構造(人数×機能数)を物差しにして、提示された見積もりの内訳を検証する。そのうえで7日間のトライアルで検証する業務を決めてから申し込む、という順序が失敗しない進め方です。単機能で価格比較をすると必ず割高に見えるツールなので、「工程がつながることで人の作業時間がどれだけ減るか」を評価軸に置いてください。他ツールとの比較検討にはAhrefsとはとラッコキーワードとはもあわせてご覧ください。

本記事の料金・プラン構成・ユーザー数・利用機能数・注記の文言は、2026年9月5日にKeywordmap公式の料金ページで表示を確認した内容にもとづきます。事業会社(一次利用)の金額は公式に公開されていないため、本記事では推測を記載していません。税込・税別についても同ページに記載がないため断定していません。比較表のAhrefsはAhrefs日本語版の料金ページ、ラッコキーワードはラッコキーワードの料金ページの同日時点の表示によります。料金・提供機能は改定される場合があるため、契約前に各公式ページで最新の内容をご確認ください。

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SEO基礎おじ
執筆・監修

SEO基礎おじ

フリーランスのWeb制作者/SEO実務者(実務歴3年以上)。HTML・CSS・JavaScript・WordPressを自分で実装する立場から、テクニカルSEO・構造化データ・GA4/Search Consoleの計測設計までを一人で担当しています。当サイトを実験台にして、施策の効果は自分で取った実測データで検証してから記事にしています。「SEO基礎おじ」は筆名です。

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